1998年11月、ふらんす堂から刊行された星野守(1954~)の第1詩集。装幀は君嶋真理子。
目次
Ⅰ 1974~
- 俯瞰図
- 黒いラブレター
- 子午線上の季節
- このぬける夜には…
- 水泡
- 光へ(冬)
- 幼年
- 記録
- 焦燥
- 七月
- 夢
- 遠い秋に(T.T.へ)
- 失愛
- 木箱そして雨空
- 服毒
- 水宮(若い死の月に)
- 夜に
- その秋に
- 秋の惨歌
- 秋のトルソ
- 死のうとした女に――夢で
Ⅱ 1977~
- 火は森を狂わせるのか
- 採集
- 蒲原
- 誰もいない朝に
- 偏在の肖像画
- これがぼくたちの…
- 風のプラットホームにて――奥沢駅
- 生物祭
- 夜に
- 十月(祈り)
- 繁殖期
- 夜明け
- テロル
- 窓外
- あなたはうたってください…
- とどかぬ声
Ⅲ 1997~
- 扉
- 回廊
- 手
- 祝祭
- 湖
- 形
- 六月
- 海
- 意匠
- 岬
- 夏の少年
- 訪れ
- 投身
- 旅(死んだ父に)
- 街
- 音
- 森へ(紫)
- 帰郷(母の死に)
- 出生(死に)
- 風の丘
- リフレイン
- 朝の歌
- 森の外で
- Berceuse
- 遊戯
- 止まらない線
- 蛙
- 巡礼
- 森の中で
- 道
- 立葵
- 推奨
- River Liffey
- 帰る夏
- 夏の来る朝
- 最後の秋