暇な喫茶店 青山雨子詩集

f:id:bookface:20210802092706j:plain

 2010年3月、書肆山田から刊行された青山雨子(1961~)の第2詩集。装幀は青山咲子。著者は福井県武生市生まれ、刊行時の住所は福井県鯖江市。

 

 昨年暮れから新雪が降りだし、今年の元旦は雪のなかで迎えた。
 家の畑に、市の除雪車が雪を二メートル近く積み上げてしまったので、植えてあった白菜や大根が採れなくなり親戚から分けてもらっている。しかし、この詩集が出る頃には雪も消えていることでしょう。
 今度東京に行けるのはいつのことだろうと思いながら、都会の方々、福井を含めた地方の方々にこの詩集をお届けします。

(「あとがき」より) 

 

目次

  • 静物
  • くちづけ
  • 辞書
  • 中秋
  • 天井の窓
  • 黒いマント
  • 筆筒
  • とうふ
  • 暇な喫茶店
  • 市松模様
  • カーテン
  • 白磁の女子
  • はりがねの空
  • 竈の火
  • 卵の詩人


NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索