1992年11月、短歌新聞社から刊行された大西民子(1924~1994)の短歌入門書。
目次
はじめに
- 言葉の意味を正しく
- 自分の言葉で
- 時代のなかで
- 病む人・みとる人
- ペットを歌う
- 旅を歌う
- 電話の歌
- 植ゑ・据ゑ・飢ゑ
- 花を歌う
- 自動詞・他動詞・ば
- 歌のまとまり
- ひさかたの
- 食事の歌
- 木のさまざま
- 音便のことなど
- 雨の歌など
- 許容事項の一つ
- 「と」の接続
- 活用の無理な言葉
- 「や」と「か」
- おはす・います
- ゆく・いく
- 「如し」について
- ハレーすい星
- 歳時記のすすめ
- 古語・新語・外国語
- から・より
- 過去の推量
- 春の紅葉
- 延言のことなど
- 語源のことなど
- さまざまな「を」
- 連作のことなど
- 病院の歌など
- 家族のいろいろ
- 年末年始のころ
- 神だのみ
- 受身のとき
- 虫のひと世
- 上旬下旬の照応
- 加太の雛流し
- 送り仮名
- らっぱのみ
- 執着を去って
- 夏の収穫
- 歌の題材
- 二つの「なむ」
- 年明けて
- 如し・がに
- 託せし・持ちし
- 春のあらし
- 曽孫の入学
- 入梅のころ
- 夏を待つ
- 土用のうなぎ
- 人の動く季節
- 九月の歌
- 遺筆の色紙
- とげ抜き地蔵
- 紅梅の花
- 如何に果てしや
- 春のころの歌
- 卒寿の祝ぎ歌
- のれんはづして
- 竹馬の友
- 語りぐさ
- 菅公の護符
- 白亜の校舎
- 母国の虹
- 更けゆく秋
- 小春日和
- 鷹ひとつ
- 黒田節
- 春寒のころ
- 光る海原
- 兄の日記
- 若葉と銀輪
- さまざまの「取る」
- 既視感
- 台風の雨
- 言葉の機微
- 軽鴨の記事
- 九時が消灯
- 玉砂利の音
- 大き手を持つ
- 大正生まれ
- ファジーチョコ
- 昨今の歌の中から
- 野鳥のこえ
- 帰化植物
- 母は地蔵
- 去りゆく夏
- 道歌のことなど
- 秋の日差し
- バーゲンのコート
- ものの名
- ドナー・山茶花
- 寒牡丹
- 朝のこぬ夜
あとがき