2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

聖戦歌集

1941年10月、岡倉書房から刊行されたアンソロジー歌集。第2集に合わせて刊行された新装版。 目次 ・齋藤茂吉選 現地篇 銃後篇 ・佐佐木信綱選 現地篇 銃後篇 ・北原白秋選 現地篇 銃後篇 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

したたる太陽 磯村英樹詩集

1963年9月、地球社から刊行された磯村英樹(1922~)の第5詩集。デッサンは西條紀子、デザインは森下景喜。第3回室生犀星詩人賞受賞作品。著者は東京生まれ、刊行時の住所は川崎市。 目次 1 発生 えんどう 冬の旅 土偶 はじめのおんな 野菊 花のように あな…

草の戸の 木村廣詩集

1999年3月、こぶし舎から刊行された木村廣の第9詩集。 目次 すれちがった廊下 米選機の下 シャンハイ 南京入城 ことしはじめに二題 わが心の中のヒーローよ(抄) 落書き あいさつ 通院の詩 お菓子買い 父の店 階段 テレビ あとがき付録 NDLで検索Amazonで検索…

落日のうた 倉本竜治詩集

1966年5月、思潮社から刊行された倉本竜治(1935~)の第3詩集。装幀は鎮西忠行。著者は大森生まれ、刊行時の住所は大田区大森北。 目次 私はだまって 青春 夏 茅野 無心 橋 池 あなたの何処か 霧 人は 雨がふると 戸隠の里 戸隠の夏 冬の戸隠 世界 おまえは…

遂に異質の風景の中で 岩田京子詩集

1970年5月、思潮社から刊行された岩田京子(1937~)の第3詩集。刊行時の住所は相模原市。 帰国して間もない頃、二年ぶりで新宿の紀伊国屋に行きました。店内には、人びとと、騒音と、あつさと、わるい空気と、それからむろん本とがひしめき、詩の書架の前に…

あの町で 佐和伸介詩集

1980年11月、昭森社から刊行された佐和伸介の詩集。装画は井上敏男。刊行時の著者の住所は中野区野方。 目次 おもての通りで(1) (2) あの町で(1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10) (11) (12) (13) (14) (15) 操車場…

昼の記憶 小野恵美子詩集

1979年12月、現代詩工房から刊行された小野恵美子(1949~)の第1詩集。装幀は新井豊美。著者は栃木県生まれ、刊行時の職業は宝仙学園勤務、住所は草加市。 人間の感情の判らなさを私なりに考えるようになり、詩を書き始めました。詩作という行為に、槌った…

48歳のソネット 小笠原眞詩集

2005年3月、ふらんす堂から刊行された小笠原眞(1956~)の詩集。装幀は君嶋真理子。 前詩集で、折句を仕込んだ五行、七行、五行の定型詩集を試みた勢いもあって、今回は定型詩集の王道、ソネットに挑戦してみた。三行二連、四行二連の組み合わせによる十四…

ミノトオルの指環 岡崎功詩集

1963年8月、MESクラブから刊行された岡崎功(1928~)の第1詩集。表紙は浜口富治。著者は高知県日高村生まれ、刊行時の職業は山田中学校勤務、住所は高知県香美郡赤岡町。 目次 薔薇と汽車 プロローグ そして シャンソンのための詩 樹と水のきれいな日 Decem…

羽化 長田一枝詩集

1987年5月、地球社から刊行された長田一枝(1922~)の第1詩集。装幀・カットは長田國夫。著者は広島県呉市生まれ、刊行時の住所は千葉県松戸市。 詩をライフワークとして生きようと決めたのは還暦の日からです。 幸いにも秋谷豊先生にめぐり会い、先生の講…

約束 井上弘治詩集

2002年8月、ミッドナイト・プレスから刊行された井上弘治の第4詩集。 目次 Ⅰ 神話の過ち その夏 失恋 憶測する家族 哲学者は雨に打たれていた 恋のはじめ 子どもたちが危ない 宇宙の均衡と故郷 約束 Ⅱ 雨が降る、二人 交差点 ここに居てほしい あらゆる地上…

詩画集ほおづえ 脇田和/住吉弘人

1968年、梅田画廊から刊行された詩画集。絵は脇田和(1908~2005)、詩は住吉弘人、レイアウトは生尾慶太郎。 この度の個展を記念してここに一冊の詩画集をつくり、親しいかたがたに差上げることを私はこの上なく嬉しく思う。これを企画して下土井憲治さんに…

縄田林蔵詩集三部集 縄田林蔵

1977年5月、オリジン出版センターから刊行された縄田林蔵(1900~1982)の詩集。初期詩集の合本。著者は神戸生まれ、刊行時の住所は茨城県守谷町。 目次 前がき ・詩集 けがれた王座 忘れっぽい人生 永遠への思慕 空虚は犬の尻尾です 淫らな街の詩 失業者と…

屋根の上のシーサー 比嘉辰夫詩集

1989年3月、西田書店から刊行された比嘉辰夫(1953~)の詩集。カバーは戸井昌造。著者は沖縄生まれ。 ほくの書き散らした作品の中から自分にうしろめたさを感じさせてくれる内容のものだけを選んでこの一冊を編みました。わざわざそうした一冊をつくったの…

流謫地 福田清人

1957年11月、冬至書房から刊行された福田清人(1904~1995)の短編小説。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

郷土人物物語詩篇 さんぽ太郎よ甦えれ 坪井宗康詩集

1986年12月、手帖社から刊行された坪井宗康(1932~1985)の詩集。装幀は宮園洋。企画編集は坪井宗康詩集『さんぱ太郎よ甦えれ」刊行委員会。 目次 さんぽ太郎よ甦えれ 私説・溫羅伝説 蛇女房物語 神風軒竹翁 忠兵衛引廻し道中 表具師幸吉小伝 木口小平は死…

先祖たち 矢口以文詩集

1980年3月、響文社から刊行された矢口以文(1932~)の詩集。 響文社の高橋哲雄君から詩集出版のお誘いをうけた。考えてみれば7年振りの詩集である。 ここに収められている詩のあるものは『詩の村』、『曠野』、『あすとら』、『紅』、『現地』、『RoundTabl…

暗愚唱歌 野田真吉詩集

1982年4月、創樹社から刊行された野田真吉(1916~1993)の第2詩集。装幀は山下菊二。刊行時の著者の住所は杉並区成田西。 本詩集は私の第一詩集『奈落転々』(七八年創樹社刊)につぐ第二詩集です。作詩年度は七八年から八〇年ごろのものです。私の愚思愚行、…

ある詩人の生涯 火野葦平

1956年10月、三笠書房から刊行された火野葦平(1907~1960)の短編小説集。装幀は藤岡光一。 作品を書く場合、私はいつでも自分にとつて大切なテーマを、自分に近い世界の題材によつて書きたいと考へてゐる。無論、まつたくのフィクションによる場合もあり、…

夢幻漂流 岡本定勝詩集

2013年10月、ボーダーインクから刊行された岡本定勝(1937~)の第3詩集。表紙は喜久村徳男。著者は平良市生まれ。 目次 Ⅰ 流木の夢 日のたそがれ マティスの教会 旅の男 去りかねている夏 「おもろまち」幻視 漲水御嶽(はりみずうたき) 吹きさらしの島は …

奈落転々 野田真吉詩集

1978年1月、創樹社から刊行された野田真吉(1916~1993)の第1詩集。題字は高橋新吉、装幀・装画は山下菊二。 この詩集の題名を、はじめ『野糞』にしようと私は思っていた。詩でも映画でも、あれこれと理クッをつけてカッコをつけるが所詮、自分のひった糞の…

♂♀誕生死亡そして∞ 市原千佳子詩集

2014年11月、土曜美術出版販売から刊行された市原千佳子(1951~)の第5詩集。著者は宮古島生まれ、刊行時の住所は宮古島市。 目次 (起の扉に)ちよにやちよ わたしの子は 泣き口 ヘソの原理 靴 輪郭線 イキモノガカリ 地球の子 ぜんまい巡り (承の扉に)光の…

ふくいの文学 風土からの照射 南信雄

1988年10月、福井県文化振興事業団から刊行された南信雄(1939~)の評論集。装幀は橋本寛光。写真は水谷內健次。著者は越前海岸生まれ、刊行時の職業は仁愛女子短期大学助教授。 目次 <序>風土にかかわる文学 序にかえて ・嶺北編 中野重治の文学 中野重…

陳夫人 庄司総一

1944年10月、通文閣から刊行された庄司総一(1906~1961)の長編小説。第1回大東亜文学賞次賞受賞作品。第一部は1940年11月、二部は1942年7月、一部と二部の合本が画像の改訂第3版。カバー欠。著者は山形県飽海郡北平田村生まれ。 NDLで検索Amazonで検索日本…

花の記憶 岩田京子詩集

1964年12月、私家版として刊行された岩田京子(1937~)の第1詩集。刊行時の著者の住所は杉並区天沼。 書くことは幼い時からのわたしの願いでしたが、ある時はためらいのために、また、ある時期には日々の忙しさに紛れて、その願い失っていました。 けれど、…

イラク紀行 江間章子詩集

1983年9月、沖積舎から刊行された江間章子(1913~2005)の詩集。装画は海野経、装幀は前川直。 いまは、イランとの戦争のため、他国人が、容易に入国できそうもないイラクへ、私が旅してから、十年余過ぎた。 <死んだ駱駝><アガサの亡霊>の二篇の他は、…

地球のすすり泣き ジュール・ラフォルグ 中江俊夫訳

1977年5月、吟遊社から刊行されたジュール・ラフォルグ(1860~1887)の詩集。翻訳は中江俊夫。画像は硫酸紙カバー欠。 目次 ニースのノートルダムのおるがん弾きのなげきうた かーにばるの晩 小さな心臓肥大症患者のうた 七月の夜の憂鬱 束の間の喜劇 神格…

被写体へ 中島可一郎詩集

1980年5月、勁草出版サービスセンターから刊行された中島可一郎(1919~2010)の詩集。装幀は高橋弘。 目次 りんごとこぶたん 運転士 変わる 変わる 泡 ブラウン島霊歌 買物客 詩人 太陽 夏 余録 被写体へ 婆々(ダイヤローグ) 小詩集が示す足跡を自らかえ…

浅草の鬼 浜本浩

1955年8月、北辰堂から刊行された浜本浩(1891~1959)の長編小説。 目次 祭の夜 花の宿命 黑猫 第三天国 ヘリオトロープ 三馬鹿の唄 暴力 悪魔の指 真珠の首飾 女自来也 断崖 足音 川の東 ヒロポン 天使の血 八重桜 マンボ・マンボ NDLで検索Amazonで検索日…