1963年9月、地球社から刊行された磯村英樹(1922~)の第5詩集。デッサンは西條紀子、デザインは森下景喜。第3回室生犀星詩人賞受賞作品。著者は東京生まれ、刊行時の住所は川崎市。
目次
1
- 発生
- えんどう
- 冬の旅
- 土偶
- はじめのおんな
- 野菊
- 花のように
- あなたといるとき
- ほら穴のように
- 手錠のままの脱獄
2
- 朝の歌
- 子守唄(1)
- 子守唄(2)
- 日曜日
- 太陽の子
- 桐の花
- 父の手
3
- 東京のにおい
- 出口にいたのに
- 尻っぽ
- 腐臭
- 無法なむだごと
- 蝶
- 電車の中のあくび
- 押されるな
- おめでとう
4
- 一粒の麦
- むしろ編み
- 啓蟄
- 目
- 電車の中の大根
- 百姓の街