1969年5月、風林文庫から刊行された國友則房(1911~?)の詩文集。
目次
生前の墓石 (序詩)
第一部 詩友と語る
- 渚で(寺田透)
- 離京(立原道造ほか)
- 真昼の深夜(田中一三)
- にほんのはる(寺田透)
- ダ・ヴィンチの訳者に(杉浦 明平)
- 自画像(国友則房)
- 1この放心は何だろう
- 2わたしはこれらの中にいる
- 人工楽園の詩人(立原道造)
- 若き矛盾(長谷川正次)
- 真紅の太陽」(杉浦 明平)
- 詩集後半球にっいて(三井ふたばこ)
- 1 古傷
- 2 ある対話
- 牟礼の家(生田勉)
- 詩の心と形(長谷川正次)
- みぞれ降る日に (序章)(田中一三)
- 静思(森本正作)
- 短命(森本正作)
- 笛吹少女(片山敏彦)
- 木仏石仏(新井義雄ほか)
- 永遠の恋人たち(変曲)(犬養道子)
第二部 絵画鑑賞
- 小児天国――ピカソ「ゲルニカ展」を見て―
- ダリのすべて
- 1 人物像
- 2 幻想画家
- 3 長たらしい題
- 4 ガラ夫人
- ルオー遺作展を見る
- 1 西洋美術館
- 2 追究と焼却
- 3 黄金の絵具
- 大泉茂基を偲ぶ
- 1 人と作品
- 2 死の予知
- 3 早春の蔵王
- 4 絵売り歩き
- 色彩は奏でる
- ボナール寸描
- 1 二十一歲 S 顏
- 2 塔のある家
- 3 猫三態
- 4 JAPONNARD.
- 5 裸婦と貞婦
- 6 色調
- 7 動感
- 8 激動
跋詩