1988年11月、京都新聞社から刊行された河野仁昭(1929~)のエッセイ集。著者は愛媛県生まれ。
目次
・詩への架橋――私の現代詩入門
- 天野忠
- 黒田三郎
- 石垣りん
- 吉野弘
- 鮎川信夫
- 中桐雅夫
- 茨木のり子
- 田村隆一
- 谷川俊太郎
- 川崎洋
- 永瀬清子
- 高田敏子
- 会田綱雄
- 黒田喜夫
- 吉原幸子
- 中江俊夫
- 北村太郎
- 富岡多恵子
- 安水稔和
- 三木卓
- 大野 新
- 井上俊夫
- 青木はるみ
- 角田清文
・詩人たちの肖像
- 開花期をもちえずに――倉橋顕吉
- 安藤真澄さん追懐
- 山前実治さんの思い出
- 毅然たる静けさ――荒木文雄
- 恥部を見てしまう眼―─天野忠
- 湖北のひと――武田豊
- 天野隆一さんの近作
- ユリカモメのうた――児玉実用
- 詩によるバランス――杉山平一
- 原あいという老詩人
- おんなの再生――角田清文
- 牛飼いのうた――竹内正企
- 大野新の受賞
- 不屈の詩魂――引野收歌集『白禱館遺文』を読む
- 黒瀬勝巳を悼む
- 馬鈴薯の花
- 清水哲男の『東京』
- 谷川俊太郎の位相
- 芝田幸子さんのこと
・詩のある日々
- 自己告発の文学――『荒地』断章
- 詩の拠点
- 内なる故郷
- 短歌の未来
- 結社への希望
- 津村信夫のことなど
- 詩歌と自然
- 歴史・死・詩
- 詩の新しさ
- 詩による救い
- 涸れた井戸
- 名づける
- 素顔の美
- 手料理と詩
- 無駄の効用
- レッスン
- 「写生」ということ
- 詩誌「すてっぷ」のこと
- 詩と散文
- 詩が書きたくなるとき
- 趣味としての詩
あとがき
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