2025-01-01から1年間の記事一覧
1981年3月、文童社から刊行された山前實治(1908~1978)の遺稿詩集。編集は大野新。 昭和五十三年九月二十日、父山前實治は癌のために逝去いたしました。生涯詩に執心しつづけた故人のために、せめて全詩集を編んで霊前にそなえたく、早くから準備中でござ…
2024年11月、左右社から刊行された田中さとみの第3詩集。装画は逆柱いみり、装幀・レイアウトは山本浩貴+h(いぬのせなか座)。 目次 1 Innocent/水蚕ノ伝 消える花札 キラー・カール・クラップ 百式 2 パレード 母のうしろ姿 (green) daphne 黒式 3 草…
1980年10月、私家版として刊行された佐伯義郎(1918~1979)の詩集。同伴がは著者。編集は木村和。装幀は宮下太郎。付録栞は、池田久彌「水色の雨」、宮下太郎「いま思うこと」、市川進「佐藤(佐伯)さんのこと」、小山成「『Pの会』のこと」、木村和「夢の…
1934年10月、昭和書房から刊行されたシュニッツラーの長編小説。翻訳は島村兌子。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1996年6月、花神社から刊行された牧野芳子の第6詩集。刊行時の著者の住所は名古屋市緑区。 目次 白鳥橋 春 メリーゴーラウンドに乗って 人みなすべてに訪れる時 河口にて 帰化鳥 何事もなかったように バトナ氷河 郭公 グリーンランドの小石 秋の祈り 青鳩 …
1948年12月、光文社から刊行された楠山正雄による今昔物語の翻案。装画は若山為三。少年文庫日本名作。 目次 序話 コウマのあしだ 今昔物語はどうして生まれたか 第一話 わざくらべ 第二話 怪盗袴垂 第三話 新羅生門 第四話 釣鐘を盗む話 第五話 ウマ六駄の…
1973年10月、立風書房から刊行されたアンソロジー詩集。編集委員は猪野健治、寺島珠雄、長谷川修児、向井孝。 このアンソロジーを進行させるについて、私たちは全国の同人誌、サークルの詩の書き手たちの作品ばかりでなく、ふだんは詩や文学にほとんどかかわ…
2017年9月、思潮社から刊行された田中さとみの第1詩集。付録栞は吉田文憲「翁面を冠って、語れること」、中尾太一「田中さとみの『もぐら』」。著者は鳥取県生まれ、刊行時の職業は古書店員。 目次 ともだちです ひとりごとの翁 鼠浄土 こけし分裂 人魚の肉 …