2025-01-01から1年間の記事一覧
1994年2月、編集工房ノアから刊行された海尻巌(1920~)の第2詩集。著者は兵庫県出石郡但東町生まれ、刊行時の住所は宝塚市。 始めて詩集を出したのは一九七五年、はや二十年の歳月が近づこうとしている。初出詩集には思いがけなく竹中郁先生の序文が頂けた…
1972年3月、深夜叢書社から刊行された橋本真理(1948~)の評論集。装幀は谷川晃一。著者は横浜生まれ。 旅路は、また、不眠ながらの夢路であった。とつぜん降りきたった土地の精霊にいざなわれて未知の行程に旅だつ夜、列車はひとすじの時間の亀裂となって…
1973年6月、童心社から刊行された千野敏子の手記。編集は三井為友。若い人の図書館。 九死に一生というが、生還ののぞみはなかったのに、戦後一年ちかくして、私は故郷の土を踏んだ。そしてまもなく、土を踏んだ。そしてまもなく、千野敏子(ちのとしこ)の…
2003年8月、詩画工房から刊行された山崎森(やまざきしげる)の第7詩集。装画は中島由夫。著者は佐賀県生まれ、刊行時の職業は国際カウンセリング協会理事、住所は横浜市戸塚区。 目次 Ⅰ 夜明けの雨のカプリチオ 手品師の歌 素通り 幻想のステージ 騙し絵の…
2000年7月、高知新聞企業から刊行された谷岡亜紀(1959~)のエッセイ集。イラストは谷岡暁。著者は高知市生まれ、刊行時の住所は茅ヶ崎市。 この「歌の旅』は、高知新聞の朝刊学芸欄に一九九九年十月一日から十二月十日まで掲載されたコラムを集めた、私の…
2000年7月、花神社から刊行された鍵和田秞子(1932~2020)の第6句集。装幀は熊谷博人。著者は神奈川県生まれ、刊行時の住所は府中市栄町。 『風月』は私の第六句集になる。平成七年から平成十一年夏までの作品から、三百九十句を撰んだ。今年西暦二〇〇〇年…
1946年6月、美紀書房から刊行された南川潤(1913~1955)の長編小説。装幀は花森安治。第二回三田文学賞受賞作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索
1943年6月、邦画荘(矢野文夫)から刊行された中敬三の詩集。 宣戰の御大詔を拜して民草は青々と蘇つた。わたしの詩魂はゆりうごかされ、ペンを持つ身の歡びにわなゝいた。大日本文學報國會の發會式につらなり、東條首相の文學者に對する囑望の言々句々わた…
1949年11月、名曲堂から刊行された坂井米夫の長編小説。「日経市民とYUKI」改題。 目次 ・ユキ 一 ザッツ・オール 二 スクール・ガール 三 サリナス平原日本人会 四 工藤ランチ 五 怪密輸團 六 サボテンの原野 七 ドアーの中の秘密 八 メーン街ホテル 九 神…
2006年12月、漉林書房から刊行された尾崎寿一郎による逸見猶吉(1907~1946)の評伝。写真は八木祥光と林完次。 目次 第一章 満洲に渡るまで 死者へのひとり言 船水清の二つの回想記 『詩と詩論』第三册の出現 見返しに描かれた自画像 東北女子短期大学図書…
2010年10月、京都新聞出版センターから刊行された短歌アンソロジー。写真は奥村清人、地図は寺田悦子。装幀は上野かおる。 京都新聞で、「京都歌枕」連載の話はもう何年も前から出ていたプランであった。歌枕とは、その地を冠して詠まれた古歌およびその場所…
1962年10月、ヌーボ社から刊行された磯村英樹(1922~2010)の第4詩集。 これはわたしの四冊目の詩集である。収めた作品は、大体一九五八年から一九六二年の間に書いたものの中から選んである。作品の並べ方は制作順序と関係ない。 わたしは、戦争中、零下四…
1967年7月、現代詩工房から刊行された荻原恵子(1933~)の第1詩集。著者は台湾生まれ。 教師をしていることの功徳のひとつは、自分より若い世代の人々の中から、ときたま何らかの可能性を具えた才能にふれることができるということである。一昨年、中央大学…
1984年9月、筑摩書房から刊行された茅辺かのうによるアイヌ女性の聞き書き。 目次 はじめに 十勝へ 一人暮しのおばあさん 生い立ち 鹿皮のケリ 畑仕事に馴れる 実母よりもアイヌの母を 結婚 アイヌ語が甦った アイヌ語の世界(1) アイヌ語の世界(2) 冬の…
1986年7月、思想の科学社から刊行された宗秋月(1944~2011)のエッセイ集。装幀は平野甲賀、装画は須田剋太。 目次 Ⅰ 我が愛する朝鮮の女たち ハワイ帰りという名の仇名 路地裏の音 一九八五年、辺境最深部から今 Ⅱ 猪飼野物語り 未練 誰がために鉦はなる …
2004年12月、海鳥社から刊行された「ポエムの虎2003秋吉台現代詩セミナー」の記録。編集は「ポエムの虎」実行委員会。カバー装画は森山安英「ストロボインプレッション21」。 目次 開会の挨拶 実行委員長 北川透 第1部 私の詩を語る ■トークと朗読1 口語自由…
1956年11月、未来社から刊行された島崎光正(1919~)の第1詩集。著者は福岡生まれ。画像は1963年11月発行の第3版。 目次 序文 三好達治 Ⅰ 水の系譜 ふうきん 丘の上の家 I兄のために 向日葵 哀史 立秋 花邉 頬 雁 笛 かっこうの啼く頃 戸棚のうた かやつり…
1974年1月、昭森社から刊行された高橋渡の詩集。題字・装幀は藤井令太郎。 目次 垂直に 見る 無明 雉 春の日に 京都で 不喪而喪 峠 冬の蝶 くこの花 かもしか 誇恃 旅 椅子 声 山茶花 虚の時代 風 滝 眠り 寒蟬 辛夷抄 看花 現代悲傷 首のない石仏 風道 非時…
1964年5月、青衣社から刊行された糸屋鎌吉(1911~2003)の第3詩集。青衣叢書。著者は八戸市生まれ、刊行時の職業は東京交響楽団勤務。 青衣叢書は私で六冊目になった。 野球流にすれば、六番バッターと云うのは一番気が楽なバッターになつているようである…
1960年8月、青衣社(糸屋鎌吉)から刊行された高橋渡の詩集。青衣叢書。装画は田原利一。 この詩集に「あとがき」を書くべき、なにもない。それほど自分を語り尽してしまった。それでいいのだ、と気楽に思う。それにしてもこの詩集には、晩夏にモティーフを…
2022年1月、書肆山田から刊行された鍵岡正謹(1943~)の第3詩集。装画は著者。刊行時の著者の住所は杉並区善福寺。 目次 ・中空抄前詩篇 1993―2011 五十歳の繰り返し 西へ今朝 ゆるやかに、時よ 寝つかれぬ夜は 大きな背中 荒れる海に荒れる はじめての冬の…
1976年6月、思潮社から刊行された吉原幸子(1932~2002)のエッセイ集。装幀は倉本政典。 目次 1 わたし 私の中の幼年 人形嫌い 詩と愛 私の鎮魂歌 読書の旅 笑えない鐘楼守 おおマノンよ ふるさと 三十年列車 2 詩について 初めての詩集 扉 絶対秤り 酔論…
1980年8月、晴文社から刊行されたインドネシア詩選集。翻訳は印堂哲郎。晴文社選書13。 目次 序 タウフィク・イスマイル レンドラ アイプ・ロシディ アブドル・ハディ グナワン・モハマド アマン・ラフマン シトムアン バズキ・ラフマット ヘルグラフティ・…
1985年4月、汐文社から刊行された早船ちよ(1914~2005)の原爆児童文学。装画は太田大八。原爆児童文学集8。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索
1981年8月、紫羅闌花社から刊行された中田春園の詩集。 目次 巻頭の詩(自然と人生) 早春賦 故郷を思ふ 赤き凧 落葉の林 平和と人生追憶 静かなる春苑の朝 哀愁の牡丹 自然と人生 鑑賞の詩人 コスモスの花 惜春賦 美貌の友(長詩) ビール賛歌 白珊瑚のブローチ…
1935年9月、改造社から刊行された林芙美子(1903~1951)の短編小説集。装幀は中川一政。 目次 牡蠣 人生賦 クララ 朝夕 子供たち 牝鶏 帶廣まで 初雷 姉の日記 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索
1948年7月、交通日本社から刊行された平山三郎(1917~2000)の短編小説集。装幀は鈴木信太郎。鉄道文化の会叢書第6輯。 自分の覚えのために、書いた順でその掲載誌を記すと――明るくない挿話(名古屋鐵道局機關誌・名鐵新生)朝の岬(廣島局・ひろしま)玄關にて…
1939年9月、ぐろりあ・そさえてから刊行された前川佐美雄(1903~1990)の歌選集。装幀は棟方志功。新ぐろりあ叢書。 『くれなゐ』は僕の選集である。即ち『植物祭』、『白鳳』、『大和』の三歌集の中よ合計五百首を抄出して一巻としたものである、製作年代…
2025年7月、書肆子午線から刊行された沢田敏子(1947~)の第9詩集。装幀は清岡秀哉。著者は愛知県生まれ。 目次 草茫々 火夫と麺麭屋 鐘声 産土(うぶすな)の向こうから来る コルカタからの私信 鎮静剤 初冬残光 あまおおいばね なにもない朝に 夜を往くあ…
1997年4月、緑鯨社から刊行された新井高子の第1詩集。版画は徳長章。 「覇王別姫」は私の第一詩集です。 詩を書くということは、やはり一つの宇宙旅行に似ていて、私の場合、中心におそらく一筋の川が流れているのでしょう、そこを遡ったり下ったり、あるい…