無頼の悲哀 歌人大野誠夫の生涯 坂出裕子

 2007年7月、不識書院から刊行された坂出裕子(1936~)による大野誠夫(1914~1984)の評伝。

 

目次

  • 生い立ち
  • 雪の歌
  • 樹木のうた
  • 犬の歌――孤独の呟き
  • ふるさと――萩原朔太郎
  • 娘のうた――家庭
  • 子の歌――自己愛
  • 里子論――漱石と龍之介
  • 太宰治僮憬──桜桃
  • 疎外者の歌集
  •  一 組織より
  •  二 兵ならぬ
  •  三 『あらくさ』
  •  四 疎外者の歌集『川狩』
  •  五 かすけき露天
  • 山中貞雄
  • 実朝
  • 琅玕 
  • 風俗論 
  •  序論
  •  白きマフラー
  •  白きインコ
  •  『薇薔祭』
  •  『薇薔祭』の写真
  •  浮浪児・浮浪孤児
  •  作品の自立
  •  短歌の美
  •  虛構
  • 遅すぎた歌集
  • レッテル
  • 歌と生

 

大野誠夫百首抄
大野誠夫略年譜
あとがき

 

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