作品で読む現代詩史 澤正宏 和田博文

 1993年3月、白地社から刊行されたアンソロジー詩集。編者は澤正宏(1946~)と和田博文(1954~)。ブックデザインは倉本修。刊行時の編者の職業は、澤は福島大学教育学部助教授、和田は奈良大学文学部助教授。

 

目次

第一章 前衛詩の時代

第二章 レスプリ・ヌーボーの時代 

第三章 プロレタリア詩

  • 根岸正吉 労働者 
  • 渡辺信義 尖れる心
  • 壺井繁治 グロテスクな夢の断片
  • 中野重治 雨の降る品川駅
  • 田木繁 拷問を耐える歌
  • 新井徹 晒される
  • 檳村浩 生ける銃架
  • 鈴木泰治 魚群
  • 小熊秀雄 馬の胴体の中で考へてゐたい

第四章 『四季』派と戦争下の詩人たち

第五章 戦後詩の精神

第六章 感受性の展開

第七章 詩的ラディカリズム

第八章 高度消費社会の言葉たち

主要テキスト・参考文献案内 
詩史への水先案内
あとがき


NDLで検索
Amazonで検索
日本の古本屋で検索
ヤフオクで検索