2023年8月、土曜社から刊行されたシルヴィア・プラス(1932~1962)の詩集。翻訳は吉原幸子(1932~2002)と皆見昭(1931~)。1995年の思潮社版を底本として再編集したもの。
目次
- 追跡
- 森の神(フォーン)
- 婚礼を飾る花輪
- 水晶球占い師
- ハードカースル断崖
- 心騒がす詩神(ミューズ)たち
- 占い板(ウィジャ)
- 彫刻家
- 五尋(ひろ)もの深みに
- シャーリー岬
- アゼリア小道のエレクトラ
- 大屋敷の庭
- 巨像
- 石たち
- あなたは……
- あかつきの歌
- チューリップ
- 嵐が丘
- 午前二時の外科医
- 月といちいの木
- ダートムアの新年
- 小さなフーガ
- 兎捕り
- もう一人の自己(わたし)
- 父なき息子のために
- 蜂飼いの集まり
- 刺し傷
- 冬越し
- ダディ
- 体温一〇三度
- ライアネス
- エアリアル
- 十月のひなげし
- ニックと燭台
- 甦りの女(レイディ・ラザラス)
- ガリバー
- 死神会社
- マリアの歌
- 冬木立
- ブラジリア
- 霧中の羊
- 秘法修行者
- 言葉たち
- 打ち傷
- 風船
- 縁(ふち)
あとがき 吉原幸子
解題 皆見昭