1955年8月、書肆ユリイカから刊行された石原八束の第1句集。題簽は石原舟月。
目次
序にかへて 石原八束
- 自昭和十二年
- 至昭和十六年
- 寒潮抄
- 白繭黄繭
- 自昭和十七年
- 至昭和十九年
- 鶴淚抄
- 昭和二十年
- 昭和二十一年
- 餘燼抄
- 昭和二十二年
- 露點抄
- 翳日抄
- 雲の衣裳
- 昭和二十三年
- 忘却の足跡
- こころ書を
- 昭和二十四年
- 鍵と蟇
- 炎夏憂愁
- 纖き指もて
- 昭和二十五年
- 氷上落暉
- 白き肋骨
- 風霜の烙印
- 昭和二十六年
- 崩摧抄
- 秋風琴
- 剛き思念
- 昭和二十七年
- 鬼淚洞抄
- 方寸の責
- 時劫の光
- 昭和二十八年
- 夜韻抄
- 炎えのこるもの
- 赤崩崖
- 昭和二十九年
- 靑い兜
- 夜の龜裂
- 夜の地に消ゆる
- 光りの飛沫
- 昭和三十年
- 峭帆
解説 飯田龍太
後記