2020年10月、新泉社から刊行された天野健太郎(1971~2018)の句文集。ブックデザインは堀淵伸治。
目次
はじめに
・句集 風景と自由
- いつも心に自画自賛
- 季節たち(二〇〇九~二〇一二)
- 初夏から
- 秋にはもひとつ
- うちは冬寒い
- 春は花より芽が出るのが嬉しくて
- 空と女と音楽と
- もっと匂いをもっと動きを
- 桜から
- 東京に雪が降る
- そういえば花屋の息子だった
- 自分以外も動いている
- 梨にはまった
- 帰る場所がふたつあり
- 台湾には鳥がいる
- 三河には川がある
・拾遺 俳句にならなかった風景
- 俳句にならなかった風景
- 二〇一八年
・散文 台湾を思い出す方法
- 外国人のいる風景1 餃子
- 外国人のいる風景2 上様
- あいまいな国境の歴史(抄)
- 台湾を思い出す方法
- 杉田久女と台湾
解説 風景の前の自由 斎藤真理子
著者紹介