2020年12月、土曜日術出版販売から刊行された鈴木正樹(1948~)による堀内幸枝詩論集。装幀は司修。
目次
一、詩集論
- 「山の少女」というイメージの成立 その発端
- 抒情が否定された時代の抒情詩人 詩集『紫の時間』ノート
- 娘からの脱皮 詩集『不思議な時計』ノート
- 山の少女は抒情だけを見ていたのか 詩集『村のアルバム』ノート
- 喪失感と成熟 詩集『夕焼が落ちてこようと』ノート
- 遠い青春と作品世界の再構築 詩集『夢の人に』ノート
- 詩人は古里に何を見つけたか 詩集『村のたんぽぽ』ノート
- 人生の九月 詩集『九月の日差し』ノート
二、詩誌「葡萄」
- 「葡萄」の装丁
- 僕にとっての「葡萄」の編集
- 「葡萄」編集あれこれ
- 「葡萄」終刊をめぐって
堀内幸枝略歴
あとがき
感謝とお祝い 谷口典子