1979年10月、国文社から刊行された阿部岩夫(1934~2009)の第2詩集。装画は加賀美勣、装幀は三嶋典東。
この詩集は、第一詩集『朝の伝説』以降、一九七六年から一九七九年 までのあいだに書いた作品から選び構成しました。
これらの作品は、みな自画像のようなものかも知れません。言葉で書こうとすればするほど、核心からそれてゆき、詩は逃げていくばかりで
した。
この間、さまざまな面で激励し、助けてくれた黒田喜夫氏、長谷川龍生氏に深く感謝いたします。両氏がいなかったら、詩を書きつづけるこ とができなかったでしょう。
(「あとがき」より)
目次
- 序詩
- 冬の夢
- 夏の朝
- 日々の彼方に
- 朝の夢
- 冬の朝
- 夢のたびに
あとがき