2005年6月、本多企画から刊行された高森文夫(1910~1998)の詩集。編集は本多寿。著者は宮崎県東臼杵郡東郷村(現・日向市)生まれ。中原中也と親交が深かった。
目次
詩集『浚渫船』(一九三七年)
- ・木枯の歌
- 少年(其の一)
- 少年(其の二)
- 夜景
- 八月
- 心裏情景
- 鴉の唄
- 冬の日
- 無題
- 木枯の歌
- ・今日降る雨
- 月
- 昨日の駅逓
- 木枯
- 冬
- 病院の秋
- 霧
- 雪は静かに……
- 今日降る雨
- ・螢のでる頃
- 年上の女の記憶
- 劫
- 螢のでる頃
- 朝
- 野分
- 月の光
- ・逝く夏
- 製茶場の息子の手紙
- 秋のみのり
- 桔梗
- この丘にきて
- ・野の家族
- 蜜柑の木
- 柿の木
- 百日紅
- 松
- 葱の花
- 野茨
- 龍胆の花
- 野菊
- 白菊の花
- 名を知らぬ草花
- 木犀
- 椎の木
- 茶の花
- 桜
- 白百合
- ・吹雪する夜半の歌
- 夏の海にて
- 蜜柑に寄せる
- 麦秋
- 車窓瞥見
- 書館の童子
- 秋光礼拝
- 吹雪する夜半の歌
- 誘蛾燈
- 梟に寄せる
- ある男の一生
- 病(やまひ)の誘(いざな)ひ
- 立秋
- 昨日の空
- 詩を作るより
- 女囚マルウシヤを憶ふ
童謡集『ペンペン草』抄(未発表)
- 麦子誕生
- 雲雀の歌
- いたづら小僧
- ゆりかごの歌
- ペンペン草
- お友達――みそさゞと葱坊主
- 亀の子
- 麦子のお話
- 里帰り
- 家鴨の小母さん
- 卵を生まない牝鶏さん
- 雲と仔羊
- 白鷺の郵便屋
未刊詩篇拾遺
- ふるさと
- ある町で
- リラの花
- 昔在りしジョニイ・ウオーカーのポスターに題して
- 若き日の旅にしあれば(未発表)
- 春たそがるゝ草堤
- 東大寺と印度少女(未発表)
- 人工媒介(未発表)
- 長崎所見(未発表)
- 回憶の秋(未発表)
中高森文夫略年譜
解説 詩人高森文夫――その抒情詩の世界 本多寿
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