2015年11月、石風社から刊行された淵上毛錢(1915~1950)詩集の増補新装版。編集は前山光則(1947~)。挿画は久冨正美(1935~)。
目次
風土と土壌
- 誕生
- 馬車屋の親爺
- 大根抒情
- 花乞食
- 家系
- 暮情
- 縁談
- 眺望
- 寝姿
- 蟇多羅
- 白壁の家
- 凍夜
- 流逝
- 水仙さま
- 大恩の夜
- この道
- 散策
- 幼時四季
- 小庭春恨
- 春の汽車
- 海蟹と月
- 鮎
- 坂
- こほろぎ
- 鰯
- 室咲
- 国籍不明
- 晴天
- 枝豆
雲よ、風よ
- 秋
- ぶらんこ
- 野原
- 猫柳
- 椿
- 不動
- 風
- 再生
- 蝋燭
- 寓話
- 無門
- 構成
- 雨
- 昇天
スツケンギヨーで きやー渡れ
- 百姓もまた
- 重太んどん
- 冬の小守唄
- 蟹しやん
- おかよ
- 河童
- なんとなんとなんしよ
- とほせんぼ
生と死の間
- 背中
- 約束
- 月見草と蟬
- お粥
- 金魚
- 明日
- 釣詩鉤
- 探求
- 脱皮
- 柱時計
- 短命
- 抱擁
- 自己放棄
- 退院
- 矢車草
- 無限花序
- 海鼠と山葵
- 風邪
- 出発点
- 梅雨
- 或ル国
- もう題なんかいらない
- 死算
生きた、臥(ね)た、書いた――極私的淵上毛錢論 前山光則
淵上毛錢略年譜
収録作品出典一覧
淵上毛錢参考文献目録 増補版 鈴木一正
初版 編者あとがき
増補新装版 編者あとがき