1999年10月、思潮社から刊行された高岡淳四(1969~)の第1詩集。挿画は沢野ひとし、装幀は南伸坊。第27回現代詩手帖賞受賞。
十八歳から二十三歳にかけて東京で書いた詩を、二十七歳から二十九歳にかけてフランスのポワチエでまとめた。(「おわりに」より)
目次
- カラーボックスを改造しました
- セブンイレブンとファミリーマートが人見街道を狭窄している
- おやじは山を下れるか?
- ごきぶり
- アパート
- コインーランドリー・ガールス
- 眼鏡を踏んでしまっていたので
- 太郎山
- ラウス
- 大台ヶ原に山登りにいこうと思ったのだけれど体力に問題があるので野郎二人で紀伊半島を旅行しました。
- 奥能登探索――ルーツを思う
- 九月九日に試験を終えて
- 駆け戻る
- 東大アルパイン同好会が駒場祭で模擬店を出すことについて
- 小林君
- 追い出し山行で3年生は、
- 学内レガッタ、足蹴り三本、
- 北千住
- 週末の出来事
- 立食い蕎麦に入る
おわりに