1953年10月、創元社から刊行された西脇順三郎(1894~1982)の第8詩集(日本語詩集としては第5詩集)。編集は三浦孝之助。
目次
- 近代の寓話
- キァサリン
- アン・ヴァロニカ
- 冬の日
- 秋
- 秋の写真
- 梅のにがさ
- 南画の人間
- ☆(マチスのデッサンに)
- 桃の国
- 無常
- 冬の日
- 梨
- 山櫨の実
- 人間の記念として
- 磁器
- 午後の訪問
- 甲州街道を
- 夏
- 山の酒
- アタランタのカリドン
- かなしみ
- 粘土
- ナラ
- 一月
- 枇杷
- 庭に菫が咲くのも
- 道路
- 五月
- 冬の会話
- 夏から秋へ
- 詩
- 地獄の旱魃
- フェト・シャンペエトル
- 呼びとめられて
- 草の葉
- 夏の日
- 花や毛虫
- 燈台へ行く道
- 山の暦
- イフィヂェネアの剝脱
- 生命の祭祀
- 野の会話
- 留守
- プロサラミヨン
- たおやめ
- かざり
- 紀行
- 修辞学
- 自然詩人ドルベンの悲しみ
- 体裁のいゝ景色
- ESTHETIQUE FORAINE