1977年4月、旺国社から刊行された麻生芳伸(1938~2005)の紀行文集。口絵写真は山口善道。装幀は辻村ジュサブロー(1933~)。著者は葛飾区生まれ。芸能プロデューサー。ステージ、映画の上映、津軽三味線や瞽女唄などのレコードをプロデュースした。
目次
心やさしく一所懸命な麻生芳伸さんへ 小沢昭一
- Ⅰ こぶしの花咲く町・美幌
- Ⅱ 能登島の嫁入り
- Ⅲ 農民の遺産 壬生・花田植
- Ⅳ 砂丘とコンビナート・鹿島
- Ⅴ 山鹿灯籠おどりの幻想
- Ⅵ 台風と石垣の村落・西海
- Ⅶ 軍事基地と城下町・岩国
- Ⅷ 心のふるさと再訪 沖縄・波照間島
- Ⅸ 雪国の音 越後・六日町
- Ⅹ 近江路を往く・伊勢大神楽
- Ⅺ きそいの祭儀・黒川能
- Ⅻ 庶民のつどい・大阪天王寺詣り
回想 日本列島への旅のあいだに