2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
1977年9月、書紀書林から刊行された正津勉(1945~)の第2詩集。 目次 ならば黎明 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 虐 燦 湾 筑豊 生誕 花嫁 廃兵 チャイらのために Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1976年11月、たいまつ社から刊行された川崎彰彦のエッセイ集。挿画は鵜川五郎、装幀は藤堂修。 きょねんのこと、大阪での年少の友人である高村三郎君が、どういうわけか、私が折り折りの小冊子のもとめに応じて書き散らした函館に関する文章を集めて本にしよ…
1960年7月、光文社から刊行された由起しげ子(1900~1969)の短篇集。装幀は清川泰次。 目次 漁火 夢違い 大事な人 痺れる予感 わが背信 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1940年5月、実業之日本社から刊行された舟橋聖一(1904~1976)の短篇集。装幀は海老原喜之助。 目次 川音 谷間の宿 枯木 眠る女 山雨 温室 虹 贅指と女 白いベットの廃園 由美 水天一碧 うしろ姿 屋上庭園 新秋、海濱の女 花と繃帯 子供の肉體 あとがき NDL…
1950年2月、創元社から刊行されたジュラール・ド・ネルヴァル(1805~1855)の詩文集。翻訳は中村眞一郎(1918~1997)。 目次 解説I ボヘミヤの小さな城 第一の城 第二の城 第三の城 逆說と眞理 II 十月の夜 散步と囘想 III 小說素材 悲壯物語 維納の戀 IV …
1939年6月、砂子屋書房から刊行された鶴田知也(1902~1988)の短編集。 目次 牡鹿の崖 八雲にて 摩周湖 ユーラツプ河の秋 篠原中佐と若林中佐 農夫と踊子 和蘭豆百害之事 ピリカベツの驛遞 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1942年3月、河出書房から刊行された北原白秋(1885~1942)の評論集。 目次 一 短歌本質論 定型短歌論 短歌鑑賞論 短歌と信念 自然觀照我觀 律動生々論 詩魂常住論 二 多磨の書 多磨宣言 多磨綱領 短歌心緣 多磨の精神と態度 知命を踰えて 多磨一家言 多磨の…
1980年3月、キキの会から刊行された川瀬正樹の詩集。装幀は金子康良。 目次 リズム・アンド・ブルース 悲しきギャング・スター 追憶 ナイフの森 蝶 朝の嫌いな娘 解説 過去を奪回するリズムの力 青木はるみ 日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1983年11月、福武書店から刊行された金時鐘(1929~)の第5詩集。装幀は田村義也。 目次 扉Ⅰ 風 ほつれ 遠雷 まだあるとすれば 火 崖 Ⅱ 褪せる時のなか この深い空の底を 骨 窓 噤む言葉――朴寛鉉に 囚 浅い通夜 冥福を祈るな Ⅲ そうして、今 三年 距離 狂う…
1985年8月、内外印刷出版部から刊行された木下夕爾(1914~1965)のエッセイ集。編集は高田英之助、表紙絵は中山一郎。 一びんの紫インク 堀口大学 木下夕爾君とは面識なしに終ってしまった。三十数年前『若草』詩欄の昔から、僕を師とも思い、慕ってもくれ…
1957年9月、小壺天書房から刊行された森田素夫(1911~1961)の短篇集説集。装幀は堀越鬼。 ここに収めた七篇はすべて私の故郷に取材したものだが、ヒロインが女中さんだということで一篇一篇につながりが出来た。戦前、戦時中、戦後と時代の移り変りにした…
1975年9月、溪水社から刊行された小久保均(1930~)の連作短編集。 人はそれぞれの内部に、いくつかの”情景”を蔵い込んでいはしないだろうか。それはときとして”情景”というにはあまりに模糊としていて、見定めようとすれば逃げ水のように消え去ってしまう…
1943年12月、藤蔭會から刊行された藤蔭静枝(藤蔭静樹 1880~1966)の歌集。装幀は和田英作。画像は函欠本。藤蔭は永井荷風の前妻。 目次 序・佐佐木信綱先生 麻の花 君が家 龍膽 ひとり 落葉のをどり 白鳩 折々に 伊豆吉奈温泉 山城町 柏崎 歸り來て 福地先…
1924年6月、大同館書店から刊行された井上康文の詩文集。 目次 散文詩 詩人と建築技師 蟻と地上 若木と老木との對話 戀を戀する男 彼女の涙 移轉 女學生と電車 笑ひを失つた顏 欲情 農夫と畫家 蟲の精と薔薇の戀(舞踊詩劇) 亂舞者(舞踊詩劇) 廣告の人間 …
1994年5月、河出書房新社から刊行された芳川泰久の評論集。装幀は東恩納裕一。 目次 この本はいかに書かれたか――あるいは”温度差”の発見 Ⅰ 熱力学的ディスクール 夢の書法 漱石的風景を読む フロイト的地勢図を読む 鏡と女 漱石双籍・送籍・僧籍という署名 …
1967年5月、南北社から刊行された大宅歩(1932~1966)の遺稿集。表紙写真は下平昭一。大宅壮一の長男。 目次 大宅歩・略年譜 Ⅰ 詩編 『習作一』 『箴言と散文詩のために』より その他 Ⅱ 歳言 『愛と自意識との闘い』 『歳言と散文詩のために』より ノオトⅠ …
1959年2月、アポロン社から刊行された片山敏彦(1898~1960)の随筆集。「アポロン双書」6。画像は1966年の再版。 目次 はしがき I 泉のこだま 生きようとする意志 青空の下で 詩を思う 詩心の静かな力 II エマソン ラビンドラナート・タゴール ベルナデット…
1957年8月、平凡社から刊行された金子光晴(1895~1975)の自伝。装幀は麻生三郎。「人間の記録双書」。 目次 第一部 洞窟に生み落されて 洞窟に生み落されて 第一の「血のさわぎ」 日本の脂(やに)と西洋の香気 漢学から文学へ もう一つの導火線 ドリアン…
1952年6月、白水社から刊行されたシモン・ギャンチョンの戯曲。翻訳は小松清(1901~1962)。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1958年2月、第二書房から刊行された吉田絃二郎の遺作。戦前未発表。装幀は三井美尾子。解説は中河與一。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1933年8月、改造社から刊行された山川菊栄の評論集。 本書は著者が數年このかた世間に起った大小さまざまの事件について、その折々に發表した批判や感想や解説をまとめたものである。その中には現に生きて居り、日々に變化し、發展しつゝある當面の問題も多…
1969年3月、仮面社から刊行された遠丸立(1926~2009)による吉本隆明論。装幀は山本美智代。 目次 Ⅰ 近親憎悪と階級憎悪 落下と肉声――「情況の止揚」とはなにか 論争論――世代論への提言 視者の体験――『言語にとって美とはなにかⅠ』 『言語にとって美とはな…
2016年11月、神戸新聞総合出版センターから発売された安水稔和のエッセイ集。編集・発行は『神戸わが街』編集委員会。編集は浜田尚史、デザインはMASAGAKI。挿画は石坂春生。 目次 Ⅰわたしのまち わたしたちのまち 一九五五年~一九九四年 この街 神戸 年の…
1992年12月、れんが書房新社から刊行された福井桂子の第5詩集。ブックデザインは宮園洋(百鬼界)。 ためらいつつ、これら貧しい詩作品の二二編を、私は差しだします。これらは、私の日々のなぐり書きまたはメモのようなもの、かもしれないと思ったりもしま…
1957年6月、理論社から刊行されたヴィタリー・ビアンキの児童向け読み物。翻訳は内田莉沙子とタカクラタロー。挿絵は牧野四子吉。 目次 森の暦 〈春の森〉1 眼ざめの月―(春の第一の月)―三月二十一日から四月二十日まで 2 渡り鳥が故郷にもどる月―(春の第二の…
1970年8月、構造社から刊行された矢島輝夫の短編小説集。解説は佐々木幹郎。 目次 接吻 私を背負って 墜ちる―棒が? 炎上 黄金幻想 闇の墓 暗き魚 屍体と暗渠 佐々木幹郎あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
1978年5月、講談社から刊行された林京子の連作短編集。装幀は辻村益朗。 目次 空罐 金比羅山 ギヤマン ビードロ 青年たち 黄砂 響 帰る 記録 友よ 影 無明 野に NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
2012年10月、土曜美術出版販売から刊行された細野豊(1936~)の第4詩集。装幀は長島弘幸。 勤め人としての束縛から解放されて、自由の身になったら、メキシコの北の端、アメリカ合衆国との国境の町メヒカリかシウダー・ファーレスあたりから、バスを乗り継…
1987年1月、沖積舎から刊行された青木はるみと浜いさをによる詩写真集。写真とオブジェ(人形)は浜いさを。 目次 朝の電話 通り雨 不意打ちの愛 花の濃淡 ルフラン 台所のメモワール いきなり心臓が まぼろし 雨の点火 みち ひかる蜜毛 恋待蕾 あそび 逢魔…
1933年9月、東京書房から刊行された神近市子の評論集。画像は函欠本。 目次 序文 第一章 最近の世相はどうして起つたか 一 今が轉換期 二 貧困が生む悲慘な結果 三 現在の經濟組織 四 煩悶に對する實際的解決 第二章 戀愛・結婚問題 一 過渡期と自由戀愛 二 …