アンソロジー

龍詩集 1992

1992年12月、龍詩社から刊行されたアンソロジー。装幀は武田肇。 「龍詩集一九九二年版」をお手もとにお届けできることを幸いに思います。通巻第十八冊めを迎えることができました。 九一年版編集後からの同人の活動、特に詩集出版としては、久しく待望され…

鉄路のうたごえ 国鉄詩集 1954

1954年、三一書房から刊行された国鉄詩人連盟のアンソロジー。編集は国鉄労働組合本部文教部、国鉄詩人連盟、国鉄文学会。 目次 あいさつ・子上昌幸 国鉄の詩運動について・岡亮太郎 麦藁帽の歌(職場I) 連結手小屋(職場II) 足のにおい(生活) ピケ隊の…

青衣詩集 1969年版

1969年9月、青衣社から刊行されたアンソロジー詩集。編集は高橋渡、比留間一成。写真は野村茂、装幀は田原利市。 目次 傾いた街で 伊勢山峻 立春大吉・景清 三井葉子 公園・忘れの谷 片村至雄 街・千日紅・青の水 上平紗恵子 冬の蝶・不喪而喪 高橋渡 波頭・…

白樺の林 白樺同人

1919年12月、聚英閣から刊行された白樺同人のアンソロジー。装幀はバーナード・リーチ。 聚英閣の渡邊君から『白樺の森』や『白樺の園』のやうな本を出さしてほしいさいふ話があつたのはだゐ分前のことであつた。丁度其頃僕達は白樺演劇社を起した時であつた…

白樺の園 白樺同人

1919年3月、春陽堂から刊行された白樺同人のアンソロジー。装幀はバーナード・リーチ。 A。此本はどう云ふ本なのだ。 B。白樺同人の著作集で、此前に新潮社から出した「白樺の森」の第二集のやうなものだ。だから各同人の一番自信のある作を集める爲めに出し…

白樺の森 白樺同人

1918年3月、新潮社から刊行された白樺同人のアンソロジー。装幀はバーナード・リーチ。画像は函欠本。 自分達は泰西の名畫に憧がれている。自分達の崇拝する天才の作品に接したい慾望に燃えてゐる。しかし自分達は自分達に金も力もないことも知つてゐるので…

詩選集 樹木と果実 第一集

1956年8月、五味書店から刊行されたアンソロジー この詩集は「樹木と果実」を舞台として活動している若い詩人の共同詩集である。 「詩のサークル運動が盛んになつてきたある時期に、詩は誰にでも書けるといつた人があつた。わたしはある意味ではその説を肯定…

神の涙 三十三人詩集

1994年12月、日本キリスト教詩人会から刊行されたアンソロジー詩集。装幀は熊谷博人。 目次 第一部 山村暮鳥 キリストに与へる詩 八木重吉 私の詩 大江満雄 長崎 江口棒一 ある冠のうたえる 鷲巣繁男 ユダ・イスカリオテの祈り 石原吉郎 葬式列車 志樹逸馬 …

ふるさとの料理 伊藤永之介ほか

1955年9月、中央公論社から刊行された料理随筆集。表紙は恩地孝四郎、カバーは深澤紅子。 目次 東京のお惣菜 石川欣一 涼菜 石川桂郎 わが越後料理 石黒敬七 ショッツル 伊藤永之介 海の味・山の味 猪熊ふみ子 大阪の惣菜料理 宇井無愁 鮎の石焼きなど 江上…

神戸の詩人たち 戦後詩集成 君本昌久・安水稔和編

1984年7月、神戸新聞出版センターから刊行された神戸詩人アンソロジー。編者は君本昌久と安水稔和。 『一〇〇年の詩集――兵庫・神戸・詩人の歩み』が蜘蛛編集グループ(中村隆・君本昌久・伊勢田史郎・安水稔和)によって刊行されたのは一九六七年(昭和四十二年…

わが小説 朝日新聞学芸部編

1962年7月、雪華社から刊行されたアンソロジー。朝日新聞に143回連載された自作を語る「わが小説」をまとめたもの。編者は朝日新聞東京本社学芸部(責任者・扇谷正造)。幸田文、庄野潤三、中野重治からは収録の承諾が得られなかった。 私にとって、深く感じ…

松倉米吉 富田木歩 鶴彬

2002年8月、イー・ディー・アイから刊行された松倉米吉、富田木歩、鶴彬の選集。編集は小沢信男。 目次 松倉米吉 短歌抄 富田木歩 俳句抄 鶴彬 川柳抄 松倉米吉・富田木歩・鶴彬/年譜 松倉米吉・富田木歩・鶴彬/関連地図 松倉米吉・富田木歩・鶴彬/著作目録 …

詩の中にめざめる日本 真壁仁編

1966年10月、岩波書店から刊行されたアンソロジー詩集。編集・解説は真壁仁(1907~1984)。岩波新書610。 目次 民衆は詩人である―序にかえて― 八十六歳の情感 林金太郎 <はつ日、五月晴と知人> 行為できずく倫理・叡知 浜口国雄 <便所掃除> 台所一九五…

京都詩集 1991

1991年11月、京都新聞社から刊行された現代詩アンソロジー。編者は現代京都詩話会。編集委員は有馬敲、角田清文、名古屋哲夫、山村信夫、武村雄一。 〈日本の心のふるさと〉と言われる京都は、今日まで多くの伝統文化を継承するとともに、他方では国際的に注…

呼吸詩集 現代京都詩話会編

1998年4月、行路社から刊行されたアンソロジー詩集。編者は現代京都詩話会(代表・有馬敲)。編集委員は有馬敲、武村雄一、名古屋哲夫、日高滋、安森ソノ子。装幀は倉本修。 現代京都詩話会は一九七八年に発足し、京都在住の詩人が中心になって自作の詩朗読…

女流詩人集 '70

1970年7月、彌生書房から刊行された女性詩アンソロジー。 このたび一九七〇年の女流詩人集を発刊することになりました。御参加いただいた方、もれた方にも、優れた方々があると存じます。 それぞれ個々に良き詩集を発刊していられるのに、女流詩人の活躍はや…

流域詩集 流域の会

1980年4月、編集工房ノアから刊行された「流域の会」詩人のアンソロジー。 瀕れば「流域の会」の生い立ちは一七年前、一九六三年のことである。 月例会、合宿を通じ詩論、詩人研究、作品合評を継続している。作品発表の主な場である詩誌「流域」は二四号を迎…

現代詩代表選集 第4 1953年版 日本文藝家協会編纂

1953年10月、創元社から刊行された現代詩アンソロジー。編者は日本文藝家協會。編集委員は、金子光晴、北川冬彦、草野心平、高見順、壺井繁治、村野四郎、吉田一穂、高橋新吉、伊藤信吉。 目次 ガラス工場部落 足立巻一 微笑 尼崎安四 あけてください、どう…

現代詩代表選集 第3 1952年版 日本文藝家協会編纂

1952年7月、創元社から刊行された現代詩アンソロジー。編者は日本文藝家協會。編集委員は、安西冬衛、小野十三郎、金子光晴、北川冬彦、草野心平、高見順、壺井繁治、西脇順三郎、三好達治、村野四郎、百田宗治、吉田一穂。 目次 角砂糖 足立平男 秋立つ日の…

現代詩代表選集 第2 1951年版 日本文藝家協会編纂

1951年3月、小山書店から刊行された現代詩アンソロジー。編者は日本文藝家協會。編集委員は、安西冬衛、小野十三郎、北川冬彦、草野心平、高見順、壺井繁治、西脇順三郎、三好達治、百田宗治、吉田一穂。 目次 僕のひとりの海に……ふたたび血を吸った海綿體の…

現代詩代表選集 第1 1950年版 日本文藝家協会編纂

1950年7月、小山書店から刊行された現代詩アンソロジー。編者は日本文藝家協會。編集委員は、安西冬衛、小野十三郎、北川冬彦、草野心平、高見順、壺井繁治、西脇順三郎、三好達治、百田宗治、吉田一穂。 目次 惡婦 高村光太郎 白鳥 吉田一穗 えなの歌 金子…

野火詩集1 高田敏子/野火の会編

1968年12月、黄土社から刊行された詩誌「野火の会」のアンソロジー。装幀は若山憲。 ・『野火詩集』に祝福を 伊藤桂一 『野火詩集』がまとめられた。こういう形の詩集は、たぶんほかには例がないだろう。めずらしく、かつ楽しく、そしてたいへんに有意義な企…

骨片文字 栗生詩話会編

1980年11月、皓星社から刊行されたハンセン病合同詩集。 栗生楽泉園の詩話会の合同詩集『くまざさの実』が刊行されてから七年経った。そのときの詩人のうちの六人に、新たな詩人四名が加わって、今回の十人詩集『骨片文字』が編まれることになった。新たな詩…

瀬戸の曙 内田守人編

1939年10月、婦女界社から刊行された明石海人追悼アンソロジー。編者は内田守人。題簽は光田健輔。 目次 ・明石海人追悼篇 宿命の歌人明石海人の一生・虫明邦夫 病友明石海人の思ひ出・山口義郞 聖純なる友情・春野雪彥 宿命の夫を悼む・明石春子 ・病者手記…

跫音 木島始編

1957年11月、出版書肆パトリアから刊行されたハンセン病小説アンソロジー。著者代表は国立療養所邑久光明園創作会、編集は木島始。 ……白い砂、青い松、ないだ海、あたたかい微風、なだらかな坂道、……わたしは小島を一周してそれから文芸会のひとびとと話をす…

創作春秋 文藝春秋社編輯

1924年4月、高陽社から刊行されたアンソロジー。編集は文藝春秋社(代表は中河與一)。 目次 序 菊池寛 六の宮の姫君 芥川龍之介 黒蠅 久米正雄 出雲のお札 佐々木味津三 花束 十一谷義三郎 笑はれた子 横光利一 人情修業 加宮貴一 踊り 中河與一 一事件 尾…

詩集『神戸市街図』 現代詩神戸研究会編

1986年1月、ジュンク堂書店から刊行されたアンソロジー。監修は足立巻一と小林武雄。編集は現代詩神戸研究会(なかけんじ、中村隆、松尾茂夫、三宅武、和田英子)。写真は神戸新聞社提供、イラスト地図は田中徳喜。 目次 Ⅰ 神戸わが街 青 鈴木漠 詩と真実 亜…

朗読の詩集 西脇順三郎/長岡輝子/南江治郎/福田陸太郎/佐川英三編

1967年1月、宝文館から刊行された朗読向け詩集のアンソロジー。233篇収録。編集は西脇順三郎、長岡輝子、南江治郎、福田陸太郎、佐川英三。装幀は岩満重孝。 目次 秋の流域 山頂 花のやうに ひぐらし 富士 富士 鶴岡八幡宮 沈丁花 若もの 蒼い馬 死業 非常の…

コルボオ詩集 第六集

1956年9月、コルボオ詩話会から刊行されたアンソロジー。編集は天野忠、荒木二三、安藤真澄。 目次 園部脩 ゆきのはな 他二篇 荒木二三 夢遊病者のうた 他三篇 片瀬博子 夜明け 他四篇 福田康彦 石 他四篇 山村順 ハンスというやもめの犬 他三篇 相馬大 風の…

大阪サークル詩集 1960

1960年12月、アンソロジー刊行委員会から刊行されたアンソロジー。 目次 台風三十八号 井上俊夫 貴公子失恋記 石井習 弔歌・アジアの底で 大江昭三 塔の上で 奥山富江 空想交感記 菊地道雄 村・他一篇 見満津多子 橋の上で 近藤寿一 闘鶏・他二篇 榊美代子 …