2021-08-11から1日間の記事一覧

小鳥のかげ 武田隆子詩集

1970年8月、紅花社から刊行された武田隆子(1909~2008)の詩集。 人は何処まで行っても 独りで寂しいですね。これからも青い空や 海に寂しい心を浸透させたり季節の推移に人間存在の明暗を響かせたり氷や砂にいのちの濃淡を描いたりして自然とひととの融合…

首飴その他の詩篇 服部誕詩集

1986年10月、編集工房ノアから刊行された服部誕(1952~)の第1詩集。著者は兵庫県芦屋市生まれ、刊行時の著者の住所は箕面市。 十代の後半から散文(らしきもの)を書きだして、それでも七、八年は続いたでしょうか。そのときの同人誌の仲間には詩を書いてい…

鉄路のうたごえ 国鉄詩集 1954

1954年、三一書房から刊行された国鉄詩人連盟のアンソロジー。編集は国鉄労働組合本部文教部、国鉄詩人連盟、国鉄文学会。 目次 あいさつ・子上昌幸 国鉄の詩運動について・岡亮太郎 麦藁帽の歌(職場I) 連結手小屋(職場II) 足のにおい(生活) ピケ隊の…