1955年9月、中央公論社から刊行された料理随筆集。表紙は恩地孝四郎、カバーは深澤紅子。
目次
- 東京のお惣菜 石川欣一
- 涼菜 石川桂郎
- わが越後料理 石黒敬七
- ショッツル 伊藤永之介
- 海の味・山の味 猪熊ふみ子
- 大阪の惣菜料理 宇井無愁
- 鮎の石焼きなど 江上フジ
- 焼きカゼそのほか 江間章子
- 鹿兒島のたべもの 太田千鶴夫
- ふるさとの味覺 神近市子
- 津輕の貝燒(かやき) 北畠八穂
- 八戸の味 北村小松
- キムチその他 金達壽
- ふるさとの惣菜料理 草野心平
- 北海道の味 畔柳二美
- 私の郷土料理 小山いと子
- 三河の煮味噌と長崎料理 近藤康男
- 醤油豆 齋田喬
- 母の手料理 榊淑子
- 鯰の浦やき 佐藤垢石
- 人みしりしない舌 サトウ・ハチロー
- 母の味 佐藤美子
- 好きなお惣楽 澁澤秀雄
- 第二のふるさとの食べ物 田村たつ子
- 氷はぎ 田中冬二
- 自然の持味 田村魚菜
- おさつ・そうめん・ごもくずし 壺井榮
- 盛岡の味 長岡輝子
- 母の手料理 中河幹子
- 家庭料理 中里恒子
- ワカメと鐵火味噌 中村武志
- 肥後の料理 中村汀女
- 狐めし 花柳章太郎
- 博多水煮 長谷健
- 焼茄子 長谷川かな女
- 尾張の產物 春山行夫
- ふるさとの味 平塚らいてう
- 丹波の鯖ずし 深尾須磨子
- ホロホロやわんこそば 深澤紅子
- お惣茶 福島慶子
- 舌の上の思い出 藤原あき
- お惣楽向きのうなぎ料理 宮川曼魚
- 忘れられぬ味 村井米子
- コタツの上の美味 村岡花子
- 日本人と中國人の味覚 村上知行
- すしの結城紬 本山荻舟
- 身缺鰊のあめだき 森田たま
- いりがら 山口誓子
- ルーマニアの料理 渡邊イルゼ
- 佐久の鯉こく・赤城の初茸 柳原敏雄
- あんだんすう 山之口貘
- 父母のふるさとの料理 吉屋信子