2017-10-19から1日間の記事一覧

秘やかな朝 山崎佳代子詩集

2004年9月、書肆山田から刊行された山崎佳代子(1956~)の第4詩集。装画はヴラディミル・ドゥニッチ。 作品は、七十九日間続いたNATO軍によるユーゴスラビア空爆が停止した、あの一九九九年の夏から、二〇〇三年の秋にかけて、ベオグラードでうまれた。(「…

明るみへ 廣津和郎

1919(大正8)年7月、新潮社から刊行された廣津和郎(1891~1968)の第4著作集。画像は函欠。 目次 やもり 静かな春 波の上 五月 横田の恋 ある馬の話 朝と夜 死児を抱いて NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

朝の霧 松田解子

1932年9月、古明地書店から刊行された松田解子(1905~2004)の短編小説集。 目次 朝の霧 つつましき希ひ 小さな鏡 小枝と鐵藏 寫された戀 默祷 伴侶 ―女三代― 笑窪 伊澤先生 星空 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

美しき地圖 火野葦平

1941年8月、改造社から刊行された火野葦平(1907~1960)の長編小説。装幀は中川一政(1893~1991)、カットは青柳喜兵衛(1904~1938)。 NDLで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索

裾野 土田耕平

1936(昭和11)年4月、古今書院から刊行された土田耕平(1895~1940)の童話集。 目次 象と旅人 山婆の唄 年の長者 水女 ある豺の話 雪の夜噺 嘘 牝獅子と豺の子 伯爵の息子 アイヌの神様 幼子の言葉 岩と栗の木問答 易者の子 壺 ははき木物語 狐の渡 落柿舎…

詩魔に憑かれて―犀星の甥・小畠貞一の生涯と作品 森勲夫

2010年10月、橋本確文堂から刊行された森勲夫(1939~)による室生犀星の年上の甥、小畠貞一(1881~1942)の評伝。 詩人小畠貞一(こばたけていいち)本名悌一は、室生犀星の甥(犀星の異母兄小畠生種の長男で、犀星より一歳年上)として知られ、大正期以降…