2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
2022年9月、北冬社から刊行された小林久美子(1962~)の第4歌集。造本装幀は大原信泉。著者は広島県生まれ。東直子の姉。 目次 Ⅰ 編み直される糸 Ⅱ 背もたれのない椅子 Ⅲ 付け襟のながい連なり Ⅳ 線形代数の古書 Ⅴ 刺繍の図案帖 Ⅵ ヴィノク Ⅶ 楕円の額 Ⅷ 円…
2019年9月、北冬社から刊行された小林久美子(1962~)の第3歌集。造本装幀は大原信泉。著者は広島県生まれ。東直子の姉。 目次 Ⅰ うつくしい書簡をまえに Ⅱ 素描のための右手の模型 Ⅲ 栗色のマフ Ⅳ ベレと編上靴 Ⅴ パン籠と食器棚 Ⅵ 鉤にかかる布巾 Ⅶ すり…
2012年4月、現代俳句協会から刊行された鳴戸奈菜(1943~)の第6句集。現代俳句コレクション1。著者は京城生まれ、刊行時の住所は柏市。 目次 その一 古池に秋の暮 その二 永遠が咲いて その三 約束は その四 赤い靴 その五 溶けて その六 夕顔明り その七 …
2021年8月、思潮社から刊行された林美脉子の第9詩集。写真は著者。刊行時の著者の住所は札幌市。 ヤサジロウは私の祖父である。明治二十七年に二十歳で、家族と共に石川県から屯田兵として北海道空知郡瀧川村に移住入植した。その後、日露戦争に二等兵歩兵と…
2004年6月、河出書房新社から刊行されたシルヴィア・プラス(1932~1963)の長編小説。翻訳は青柳祐美子。装幀は水木奏。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索
1980年5月、駒込書房から刊行された松井啓子(1948~)の詩集。装画は木田レイ、ブックデザインは村上善男。付録栞は、小長谷清実「生の落丁を探す詩」、神山睦美「放心と無垢」。著者は富山県婦負郡生まれ、刊行時の住所は渋谷区元代々木。 大きな河をいく…
2019年9月、土曜美術社出版販売から刊行された加藤思何理(かとうしかり)の第7詩集。装幀は長島弘幸。著者は札幌生まれ、京都・大阪育ち。 目次 ・色 鳥を殺す ガラスの車輪に乗る金髪の男たち 彫刻家の友人 四つの瞳が輝く夜 剥製業者の友人 妻の鳥籠 アラ…
1959年9月、理論社から刊行された高昌一の詩集 目次 Ⅰ アナクローンの墓 電気睡眠 孤独な潮 死 ぐらなだ SPIDERS' CHORUS 馭者薬館 Ⅱ 雨 灰をかけよう 卵 石 母が埋つてゐる山 蛇 松風 Ⅲ 夏 花粉 暮れる沼 寂かな岸 白鳥 沙丘 カラス ナバラの誘ひ あすのな…
1977年4月、探求社から刊行された花岡大学(1909~1988)の作品集。装画は斎藤博之。 目次 義眼(いれ眼) へんな子 海ぞいの道 赤い蝶 三時のバス うろこ雲 陳の弟 山の運転手と少年 ひがん花 とまった電車 ねむの木の風 白い少女 にわとりの眼 ゆでがに 秋の…
1946年5月、臼井書房から刊行された鴫原一穂の詩集。 目次 Ⅰ 希求 待春唱 白き盃に滿す 出發 Ⅱ 友情への感謝 好日詩片 喫堙 Ⅲ 丘の木 追憶から 我が愛する人の墓碑銘 祖父・祖母・母 歳末抒情 高梁日記 僮語 道 土産 幼年 誕生日 夢 Ⅳ 壺に寄す 燕 生活隨唱 …
1992年6月、五柳書院から刊行された阿木津英(1950~)の評論集。装幀は高麗隆彦、写真は平野時義。 目次 Ⅰ 〈女歌〉の彼方まで Ⅱ 危険なにおい 短歌のなかの家族と女 性とフェミニズム 女の社会詠 女性の歌の現在 Ⅲ まともでない罪、まともの罪 解体してゆ…
2010年9月、書肆青樹社から刊行された内海康也(1931~)の評論集。カバー写真はヘゲソの大理石墓碑(アテネ国立博物館蔵) 、扉写真は前1世紀~後1世紀(ナポリ国立考古博物館蔵)。現代詩論文庫2。著者は樺太知取町生まれ。 目次 Ⅰ 詩人論 村野四郎・単独…
1998年7月、騎の會から刊行された折笠美秋(1934~1990)の俳句評論集。編集は折笠美秋俳句評論集刊行会。編集委員は、阿部鬼久男、牛島伸、川名大、坂戸淳夫、佐藤輝明、高橋龍、寺田澄史、安井浩司。 目次 Ⅰ 否とよ、陛下!――季題季語論への試み・序 グリ…
1962年3月、アポロン社から刊行されたタゴールの詩集。翻訳は高良とみ。挿絵は高良真木。 目次 タゴール生誕百年祭にあたって インド首相 ジャワハルラル・ネルー 新月(幼ごころの詩) ギタンジャリ(歌のささげもの) グル・デバ タゴールの思い出 あとが…
1957年2月、赤堤社から刊行された香川進(1910~1998)の第2歌集。地中海叢書第2巻。 目次 ・鉄の歌 霜 棚 溝 塔 岸 掌 凪 鷗 ・旅の歌 蓼科 JAL 淀川 塩屋 松島湾 中屋敷 北上川 中尊寺 犀川 信濃川 內房州 外房州 笛吹川 仙石原 燕根 御嶽 班鳩 極楽坊 元…
1991年5月、花神社から刊行された高田敏子(1914~1989)の遺稿詩集。編集は新川和江、装幀は熊谷博人。 高田敏子さんが他界されてから、早くも二年近い歳月が過ぎようとしている。 一九八五年十月に花神社から出版され、現代詩女流賞も受賞された「夢の手」…
1971年5月、都市出版社から刊行された新井延男の詩集。装幀は森羊。刊行時の著者の住所は大田区仲六郷。 目次 声―ひとつの終りと始まり voice 正午 世界の首都―一九六*年 橋 暗い日曜日―一九五*年 とっても短い物語 われらの時代に 静かな鏡 舞踊 記念碑 a…
1969年12月、昭森社から刊行された山崎和枝の詩集。装幀は前田常作。付録栞は、田村隆一、九谷元子、鈴木創、難波律郎、吉本隆明、山崎和枝。 目次 額縁のある風景 小鳥の死 別離 電話 歴史について 嘔吐 地べたに霜柱の立つ理由(わけ) 青い種子 林間幻想 …
2002年3月、柊書房から刊行された香川ヒサ(1947~)の評論集。装幀は加藤智也。 この度、評論集を出すことになった。 書き下ろしの森岡貞香論と平成六年以降に書いたものの中から選んで、一冊にした。六年以降としたのは、森岡貞香論が少し長くなってしまっ…
1985年9月、沖積舎から復刊された阿木津英(1950~)の第1歌集。装幀は田中淑恵。付録栞は、岡井隆、安永蕗子、河野愛子。新装版。元版は1980年の短歌研究社版。現代歌人集会賞作品。 この歌集『紫木蓮まで・風舌』は、わたしの二十四歳から二十九歳までの足…
2016年10月、思潮社から刊行された駒ヶ嶺朋乎(1977~)の第2詩集。装画は宴車。刊行時の著者の住所は栃木県 収録詩篇の展開に、イメージの影響を受けたか、語句の引用をした著作がある。芥川龍之介、荒川洋治、入沢康夫、小笠原鳥類、斉藤倫、谷川俊太郎、…
1993年1月、短歌新聞社から刊行された原田夏子(1921~2022)の第1歌集。彩光叢書第55篇。著者は甲府生まれ、本郷育ち。 目次 ・青葉の街 祈り 花の夕空 隠れ鬼 青葉の街 喪の花 朝の虹 昼の電車 夏の水槽 墨堤 売りつくしセール 余呉湖 落日の浜 沙羅の木 …
1952年11月、東西文明社から刊行された相馬愛蔵(1870~1954)と相馬黒光(1876~1955)の回想集。題簽は会津八一。 目次 ・調布黒光庵にて 西大久保のころ 愛蔵 黒光 安雄の航空食のこと 愛蔵 黒光 代用カレーのころ 愛蔵 疎開まで 愛蔵 黒光 ・大悲願寺日…
1981年2月、黄土社から刊行された館林早苗の第2詩集。装画は著者、装幀は堀口太平。刊行時の著者の住所は横浜市戸塚区。 第一詩集「弧」は、娘に、体の弱かった私が、自分の実在の片鱗を残しておきたいとの願いから、四十六年に出版した。その頃は、三年ほど…
1994年12月、私家版として刊行された安食未央(1975~1994)の遺稿詩集。イラストは著者。著者は盛岡市生まれ。 目次 ・La Première partie よかったさがし 片思い あそび心 水は旅して うた 冷たい朝 さっき 海 やさしい道 愛情 今日 かわいいね 愛らしいね…
2015年11月、青磁社から刊行された宿久理花子(1989~)の第1詩集。装幀は濱崎実幸。著者は大阪府生まれ。 目次 单品 ビューティー量り売り まにうける 亡霊 諸説あります 不幸中 ポストあたし こころみ 寝言がひかってる 骨 風景 夏 暦と数字のあいだを か…
1988年5月、海風社から刊行された高良勉(1949~)の評論集。装幀は西岡勉、本文デザインは高橋啓二。南島叢書45。 目次 序詩 喜屋武岬 序文 Ⅰ章 闇の言葉を解き放て 亀甲墓の内と外 魂の屈折率――呪術とユタ信仰の風土から 滅びの予感から再生へ 自滅の回避…
2006年11月、集英社から刊行された金石範(1925~)の短編小説集。装幀・装画は代田奨。 目次 豚の夢 李芳根の死 割れた夢 白い太陽 バングンオッパァ あとがき NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索
1984年10月、新潮社から刊行された増田みず子(1948~)の長編小説。装画は笹岡信彦。新鋭書下ろし作品。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索Yahoo!オークションで検索メルカリで検索
1980年11月、沖積舎から刊行された高柳誠(1950~)の第1詩集。装幀は柄沢斉。 柄沢斉氏の版画と初めて出会った日からもう何年経つでしょうか。その日以来、私は、氏の版画の「黒と白の世界」に魅せられ続けてきました。敬愛する氏にこの詩集の装幀を引き受…