2020-11-18から1日間の記事一覧

雑感 劇について 岩田豊雄

1943年4月、道統社から刊行された岩田豊雄(獅子文六)の演劇随筆。装幀は棟方志功。 目次 自序 演劇皆無に對する感想 演劇本質論の檢討 本質論的流行 大劇場小劇場論 「動作」か「言葉」か 畢竟するに 岸田兄への手紙 現代戯曲家總評 日本演劇の將來 戰爭と…

咳きの杙 吉村清貧子句集

1955年4月、私家版として刊行された吉村清貧子(1913~?)の第2句集。金沢出身。吉村まさとしの筆名で詩作も行った。 目次 骨の髄は乾枯びて 昇天祭 反応帯 喘ぎと肉眼 胸板と骨と またも卑小なる書記 萎縮眼 坩堝のなかの生 水神 霧の血の影に 風騒 大陸と…