1973年6月、渡辺隆の援助で燎原社から刊行された塔和子(1929~2013)の第3詩集。題字は村野四郎、装幀は渡辺隆。
目次
- 渚
- 貧婪な手
- 痛み
- 水
- 真夏の昼
- 生存
- エバの裔
- 帰郷
- 舞台
- 回生
- 夜
- いつも見知らぬ手に
- ひとつの包
- 肉体
- 挑発
- 壺
- 新しい世界
- 慰撫
- 飾り
- 選ぶ
- 球根
- まぶた
- 時間
- 不眠
- 合流
- 地球
- 海の顔
- 立像
- 癒し
- 朝
- ぬれているとき
- 物体
- 星
- 鎖
- もうひとりの私がいて
- 証
- 若い客
- 闇なる地球
- ある姿勢
- 不在
- 九月の終り
- 点である私
- 姿
- 疑惑
- 夏の夜
- 形のない木から
- 衣服
- 魚
- 時の魔術
- 純潔
- 初夏
- 秋
- 午後
後記