2020-08-23から1日間の記事一覧

西卓詩集 西一知

1985年11月、私家版として刊行された西卓(西一知・1929~2010)の合本詩集。 ここに『西卓詩集』として収めたものは、西一知の詩への出発点となった西卓詩集『水の装い』をはじめとする西卓時代(主に1950年代、著者30代)の作品集全4冊の全作品です。 原本は…

ナンテ、大キナ 原冬木子詩集

1984年9月、紫陽社から刊行された原冬木子の第4詩集。装幀は芦澤泰偉と木村和喜。 目次 地獄 油の箱 案内人 lovesong アローン・アゲイン 祭り 男 男も女も私もそして…… 暗い四角な箱の中 夢 心斎橋に木霊するビイの嘆きと私の幸福 飛翔する宇宙論理 ナンテ…

星の町 小島千加子詩集

1993年1月、思潮社から刊行された小島千加子(1928~)の第2詩集。装画は船越保武。付録栞は伊藤信吉「星の町の旅」。 あるデパートの小鳥売場に、真白い大きなオウムがいた。普通オウムは、やかましいくらい鳴き声が大きいが、このオウムはいつ行っても一向…