2021-09-18から1日間の記事一覧

現身 富松良夫詩集

1971年10月、龍舌蘭社から刊行された富松良夫(1903~1954)の選詩集。装画は瑛九。著者は宮崎県都城市姫城町生まれ。 富松良夫さんがなくなられて、この十一月でちょうど十七年になる。折りから、長い間の念願であった富松良夫詩碑の建立が進められ、新築成…

骨のカチャーシー 芝憲子詩集

1974年7月、潮流出版社から刊行された芝憲子(1946~)の第2詩集。写真は知念聡、装画は宮良瑛子。著者は東京生まれ、刊行時の住所は那覇市。 これは、わたしの第二詩集である。第一詩集の『東京の幽霊』を出してから四年近くたった。その間の、わたしにとっ…

第七音階空転 大倉文詩集

1992年12月、百鬼界から刊行された大倉文の詩集。 目次 Ⅰ あ・あ・あ・踏みはずし あ・あ・あ踏みはずし 「ア」 「イ」 「ウ」 「エ」 「オ」 「カ」 「キ」 「ク」 「ケ」 「コ」 「サ」 「シ」 Ⅱ ワタシノ大切ナアノヒトハ ワタシノ大切ナアノヒトハ 来年…