2021-10-16から1日間の記事一覧
1980年1月、西澤書店から刊行された小寺謙吉(1927~)の随筆集。著者は東京芝生まれ、刊行時の住所は世田谷区代田。 伝説的な稀親本を追跡してゆくと、そこに書物と人間の織りなす、ひめやかな葛藤があった。とかく幻の書物などというと、ある神秘的な幻影…
1974年3月、田畑書店から刊行された三留理男(1938~)による大木よね(1907~1973)の聞き書き。 目次 序 よねにとっての三里塚とは 第一章 生きることへ専念する 姉の家にもらわれてきたこと 七歳のとき子守り奉公に出されたこと よねが生まれた頃の世の中…
1965年9月、思潮社から刊行された長谷川四郎(1909~1987)の詩集・訳詩集。 目次 花火の歌 航海者の歌 不在の歌 投資家の歌 海底の時計の歌 ロデオの歌 リボンの歌 他殺と自殺の歌 神々の歌 部分品の歌 うたごえの歌 番人の歌 よいとまけの歌 ジキタリスの…