2022-01-13から1日間の記事一覧

文学の中の病気 森田進

1978年3月、ルガール社から刊行された森田進(1941~)の評論集。 『文学の中の病気』にとりくんで、あっというまに二年間がすぎました。始めてみてびっくりしたのは、明治以後に限っても膨大な資料の海なのです。時には溺れそうになりながらも、その中から…

闇につながって 窪田洋子詩集

1985年10月、詩学社から刊行された窪田洋子(1935~)の第2詩集。装幀は十河雅典。著者は奄美大島名瀬市生まれ、刊行時の住所は府中市斉藤病院内。 目次 ひとり歩き 闇Ⅲ 闇Ⅱ 沼) 湖(うみ)に立つ 少女時代 手まり いける 裁縫箱 午後Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ 水たまり 野…

戦いの日々 且原純夫詩集

1958年12月、飯塚書店から刊行された且原純夫(1929~)の第1詩集。 ここには、ぼくの数少い作品のうち、時の必要にしたがいすでに雑誌などに発表したもののなかから、十七篇を撰んで収録した。したがって、未発表の詩篇はのぞいてある。初期の作品も、さま…