1919年12月、アララギ発行所から刊行された木下杢太郎(1885~1945)の詩集。画像は復刻版。装幀は小糸源太郎(1887~1978)。
目次
- 食後の歌
- 金粉酒
- 兩國
- 珈琲
- 五月
- 朝の新茶
- 後街時調
- 該里酒
- 薄荷酒竝序
- 曇り日の魯西亞更紗
- 二月空
- ざつくばらん
- 楂古聿
- お夏清十郞
- 埋れし春竝序
- 町の小唄
- 林檎屋の小娘
- 夜學校
- 窓の女
- 道のあちこち
- 築地の渡し竝序
- お花さん
- お榮さん
- 幕間
- ねざめ
- 今日の芝居
- 八百屋
- 鳥屋
- 工場がへり
- 本町通り
- 竹枝
- こほろぎ
- 海の入日竝序
- 石竹花竝序
- 縫絹裏
- 松の木やり
- 箚青
- 斜街小曲
- 桐の雨
- 怨情
- 邪推
- 根なし草
- かぞへ歌
- 街頭風景
- 玻璃問屋
- 街頭初夏
- 物いひ
- 五月の頌歌
- 立秋の日
- 市場所見
- こぞの冬
- 秋
- 河口風景
- 五月の情緒
- 雪中の葬列
- 春の雪
- 劇中の插曲
- 杜鵑
- 沖の帆かげ
- Elegia
- 抒情小吟
- 窓のながめ
- よるよるは
- 夜ふけには
書評等