1964年1月、春陽堂書店から刊行された小糸のぶの長編小説。装画は清野清二。画像は1966年3刷。「若人」(学燈社)連載。
目次
- 若草色のワンピース
- とれたボタン
- 待つていたひと
- 白い雲の感傷
- 約束
- 交叉点
- 由紀子の家
- 友情
- 街角の女
- マンモス温室へ
- 池のほとり
- 誘い
- 修学旅行
- ドライブ
- いあわせた男
- 大人は不潔だ
- 後を追つて
- 疑惑
- 露地の人影
- 夜ふけの部屋
- 模擬試験
- ぬすみぎき
- 湖畔の夜
- 偶然
- キザな奴
- ゆすり
- 意外な告白
- 翳のある顔
- 悲しき争い
- 灯を求めて
- 二つの花束
- 訪れたれど
- 意外
- ことづけ
- 女の哀しみ
- 一つの過程
- 夕映えの空遠く