2018-12-22から1日間の記事一覧

豊田三郎童話集 豊田三郎

1993年11月、草加市立川柳小学校の開校百二十周年記念事業の一環として刊行された豊田三郎の童話集。編集は童話集編集委員会。 目次 さくら姫 白鳥 羊の外套 蛙の唄 土人の子 母の子守歌 義政と銀閣寺 上杉と武田 天草四郎 進水式 渡良瀬川の義人田中正造 解…

遠心 水沼靖夫詩集

1983年10月、詩学社から刊行された水沼靖夫の第3詩集。装幀は十河雅典。 朱いほおずきがあった 掌にのせて呑みこんだ ほおずきは体内で点るように明るむことがある そんなとき瞼を閉じて、明りを視る そのようにしてこの集ができたと言っていい。 この集の主…

展望 福士幸次郎詩集

1920年6月、新潮社から刊行された福士幸次郎(1889~1946)の第2詩集。装幀は工藤信太郎。画像は裸本。 目次 序詩展望 第一編 鍛冶屋のぽかんさん 窓から 扇を持つみなしごの娘 哀憐 娼女 風見の鷄 記憶 冬の日暮 幸福の日 發車前 智慧の實を食べてより 冬 …

老いたるオルフェの歌 大島博光詩集

1995年2月、宝文館出版から刊行された大島博光(1910~2006)の第4詩集。大島は詩人会議創立メンバー。 目次 序詩 不幸は忍び足で きみが地獄の岩に もう思い出でしかないのか きみはやってきた きみがやってくると きみはわたしを連れて行ってくれた きみは…