1920年6月、新潮社から刊行された福士幸次郎(1889~1946)の第2詩集。装幀は工藤信太郎。画像は裸本。
目次
序詩
展望
第一編
- 鍛冶屋のぽかんさん
- 窓から
- 扇を持つみなしごの娘
- 哀憐
- 娼女
- 風見の鷄
- 記憶
- 冬の日暮
- 幸福の日
- 發車前
- 智慧の實を食べてより
- 冬
- 風景
- 白の微動
第二編
- 洪水前の夜のREVERIE
- 友情
- ボヘミアンの歌
- 發生
- 航海の歌
- ああ平原のかなたに
- 山上の火よ
- 靈を照す光
- 昏睡
- 惠まれない善
- 死の歌
- 夜曲
- 幸福
- 嵐の中で
- 熱を病んでる星
- 泣けよ
- 誰が知つてる
- 曲つた木
- 被虐待者
- 冬越しの牧場
- 小さい花
- 天上の戀
- 番人の娘を戀ふ
- 荒廢
- 一人の旅人
- 獵師
- 船乘の歌
- この殘酷は何處から來る
- 發狂者の獨り言
第三編
- 感激
- 感謝
- 禮儀
- 哀歌
- 騎士
- 鵠
- 夜語り
- 苦惱
- 過去
- 出發
- 慰安
- 恢復