1936年3月、実業之日本社から刊行された岡本かの子の散文集。著者自装。
目次
佛蘭西篇
- 巴里のキヤフエ
- 巴里の唄うたひ
- 街頭
- 賣春婦リゼツト
- 雪
- オペラの歸途
- 門番
- マダム・マレー
- 巴里の秋
- 異國食餌抄
- フランスの農民
- 女性文人のふらんす繪評
- 巴里の自體
- フランスの政黨
- ヅーメ大統領選擧の當日
- ブリアン歸る
英國篇
- 商業街
- テームズ河
- ピカデリーを中心とした、劇・文學談
- バツトクラス
- 英國老孃物語
- イギリス婦人の職業
- 大英の議事堂
- 英國のスポーツ
- ミス・マシュウの新職業
- 午後五時の戀人
- 社會人としてのイギリス人
- 英國メーデーの記
- シヱクスピア斷觀
- 愛蘭へ行く
- ダブリンの追憶より
- グレゴリー夫人訪問記
獨逸その他