1958年10月、私家版として刊行された矢本貞幹(1909~1990)の第1詩集。刊行時の著者の職業は関西学院大学文学部教授。
目次
・四季転々
- 春雷
- 春の訪れ
- 早春図
- 春近く
- 早春
- 仙台春景
- 春愁賦
- ひばり
- 車窓点景
- 逝く春
- 奈良の晩春
- Ⅰ二月堂
- Ⅱ大仏
- 若葉頌
- 五月の感覚
- 新緑の山
- 緑のメランコリア
- 緑の喪礼
- 六月の心象
- 蔵王、阿武隈附近
- 樹木の心
- およぎ
- 海のうた
- 海のおそれ
- 月夜の空間形式
- 花のうた
- Ⅰあじさい
- Ⅱ桔梗
- わが庭の秋
- 初秋の夕
- 都会の秋
- 秋風鎮
- 秋昼
- 琴のうた
- Ⅰすすき
- Ⅱあし
- 初冬
- 冬仕度
- 十二月
- 冬
- 冬の心景
- 閉雅な冬
- 雪の夕暮
- 雪に酔う
- たより
- 雪解け
- 私は知っている
- かもめ
- 冬への訣別
- 冬過ぎ
・雑編
あとがき