1965年10月、講談社から刊行された松谷みよ子(1926~2015)の長編童話。レイアウトは安野光雅、装本・挿絵は久米宏一。第1回講談社児童文学作品、第8回産経児童出版文化賞、国際アンデルセン賞優良賞受賞作品。
目次
その一 龍の子太郎とあや
- 龍の子太郎はなまけんぼう
- たいこのすきな赤おに
- おかあさんはりゅうだって!
- さあ、たいへんなことになった
- あや、たすけにいくよ!
- 力をくれたてんぐさま
- 赤おに、かみなりさまになる
- くろがね山へ
- 黒おにとのたたかい
- ふしぎなうた声
- なんたらひろい土地だ
- 大きなむすびが八十八
その二 おかあさんをたずねて
- にわとり長者
- 手にのこったのはいね三本
- 九つ山をこえて
- おらまけね、死ぬもんか!
- さあいこう、みずうみへ
- めくらのりゅう
- どうしてりゅうになったの
- 龍の子太郎のねがい
- ひろい土地が生まれたよ
あとがき