1975年2月、日本交通公社出版事業部から刊行されたきだみのる(1895~1975)の評論集。装幀・装画は古沢岩美。本名は山田吉彦。
目次
- 第一章 美しいものには倦きねばならぬ
- 第二章 料理の自由をわれらに!
- 第三章 集中食こそ美食の真髄
- 第四章 移動の自由をわれらに!
- 第五章 梅干と連合赤軍
- 第六章 沈黙と自由と独立と
- 第七章 生と恋と死のための遁走
- 第八章 気違い部落よ、さようなら
- 第九章 陸前の秘酒とニジマス組
- 第十章 神さまも進歩も保守も飯のタネ
- 第十一章 カッパ×ガラッパ空談義
- 第十二章 FURICHIN男の自由
- 第十三章 海・花・釣り――そしてミミくん
- 第十四章 古代ギリシャからの一宿一飯の論理
- 第十五章 論争にならぬ食物とイデオロ
- 第十六章 金が仇の世の中だわな
- 第十七章 パラダイスは存在するか
- 第十八章 永遠なるもの 〝部落の四戒"
- 第十九章 精神の餌――それは旅
- 第二十章 津軽海峡の町からの便り
- 第二十一章 エスさまが召し上る魚は?
- 第二十二章 人生、失敗したときには
- 第二十三章 性に従うこれ道、天に従うこれ命
- 第二十四章 幸福に暮すための四原則