2010年8月、思潮社から刊行された朝吹亮二(1952~)の詩集。装幀は中島浩。第2回鮎川信夫賞受賞作品。刊行時、著者は慶應大学法学部教授。
目次
- (南風がはこんでくるもの)
- 贈りもの(さんの庭にはいっぽんの)
- 贈りもの(古いアルバムからの)
- 休暇(永遠の夏の)
- 名残(来たるべき記憶の)
- 日録(終わらない世界の終わりのための)
- 植物譜
- 記述(反古あるいは箱についての)
- 伽藍
- 日めくり
- テランヴァーグあるいは曖昧な土地
- ピアノソナタ
- 中国の思い出/の思い出
- 昼下がり
- 海原
- 通りすぎるもの
- 浮遊する島
- 冬の唄
- 筐あるいは掛け時計
- さびるのためのオード
- 終わり(終わらない世界の終わりのための)
- 贈りもの(そっとさしだされるための)