1968年4月、思潮社から刊行された堀暉子(1940~)の第1詩集。著者自装。写真は栗田紘一。著者は神戸生まれ、刊行時の職業は服飾デザイン業。住所は世田谷区新町。
目次
- 空吹きのトランペット
- たとえば堕落
- ばぶばぶぶおーん
- ふるる
- 月なみな恐怖
- 狩り
- たとえば娼婦のわたし
- たとえば失意
- きちがいピエロ
- たとえば恍惚
- まだ道を迷っている悲しみ
- 平均的人間
- むかしわたしが鳥だった日々
- チェ・ゲバラ氏に
- たとえばプロレタリアのわたし
- 雨ではないというのか
- たとえばマーチ
- もうすぐすべてがあけはなたれる
- ある批判
- メルヘンをどうぞ
- 宗教裁判
- 乾いたあかいさそり座のはなし