2006年6月、編集工房ノアから刊行された中塚鞠子(1939~)のエッセイ集。カバーはあまのしげ、装幀は森本良成。著者は岡山県生まれ、刊行時の住所は岸和田市。
目次
Ⅰ
- 座敷の思い出
- からだの履歴書
- 眼
- 歯
- 手
- 机
- ふるさと考
- あまり話したくない思い出話
- 一九八四年夏
- 手紙
- 姉妹
- 待合室(一)
- 待合室(二)
- スーパー勤め
- 住民から市民へ
- 開かれた窓
Ⅱ
- 庭木物語
- 春の庭
- 夾竹桃
- チョウセンアサガオ
- 山茶花
- もっこく
- 蘇鉄
- ライラック
- のぜんかづら
- しあわせの木
- ぼけ
- 沈丁花
- 庭というもの
- 天路歴程
- 煙草
- 墓
- 夕立ち
- 絵
- ドングリの芽
- 絵本
- 楓子
- 子守り唄
- 星のかけら
- 善兵衛さん
- 名前
- 家
- シベリア
- 海の色
- 天路歴程
- ゆうを捜して
- 幻想即興曲
- 招待客
- 伴侶
- 一日
- 西域物語
- 桃谷さん
- 千円札一枚持って街を歩くと
- アンヌ・ケフェレックを聴いて
Ⅲ
- 駱駝のこと
- 北京で考えたこと
- バベルの塔の功罪
- 詩人の立つところ
- 詩の生まれるところ
- リズムの回復
- 抱えているもの
- 見えてきたもの見えないもの
- 死期宣告
- 夜明けは壺を焼くことで始まった
- ドリーちゃんは関節炎
- アオザイとすげ笠と笑顔の国
- 遥かなるモロッコ
- さらに遥かなるペルー
- カンボジア紀行
あとがき