1938年1月、人文會出版部から刊行された水守亀之助(1886~1956)の随筆集。日本エツセイ叢書10。
目次
・季節の隨筆
- 海邊斷想
- 散步の感
- 新綠と繪畫
- 映畫と郷愁
- 冬日小景
- 獏雲居雜筆
- 黃麈と炎熱
- 酒を懷ふ頃
- 秋の心
- 思ひつくまゝ
・折々の感想
- 故文豪と東洋趣味
- 債務の一つ
- 自ら打つ
- 支那の動亂
- 淺薄を排す
- 反動・革命・政治
- 雜誌をやめて
- 脚本と私
・文藝評論
- 我々自身の藝術を生まん爲に
- 新興藝術觀測
- 文壇を罵る
- 新時代に就ての漫談
- 旅に居て文藝を談ず
- 文壇時世相
- 既成作家と新進作家へ
・人生スケツチ
- 一つの紙片と運命
- 墓
- 歡迎會
- 朝鮮少女とN君
- 三疊の人生
- 道化もの