1955年12月、JAPの会から刊行された野口清子(1930~)の詩集。
目次
序文 赤木健介
序文 野口清子
跋 菅原克巳
跋 飯岡亨
・一九五五年
- 詩
- ヤロビの村
- 墓地
- あの子
- 風景
- 獄中からの便り
- 水とほのほ
- 信じあうということは
- 冬
- おかあさんへ
- せいじと私
- みんなきいて
- 一九五五年七月二十九日
・一九五四年
- じいさんののぞみ
- どうして
- 葉書
- たくらまれたものは何か
- 松川事件
- 真実を求める心が
- 待合室
- 面会
- 暴力の姿
- ポリ
- 顔
- 夜学
- 卒業の日
・一九五三年
- 巨きな靴の下で
- 小鳥の羽
- さると人間
- 象
- 駅で
- 仔猫
- 夢
- くらやみ
- 母の遺産
- どうして
- 道
- 凶作の秋
- 花市場
- 富士
・一九五二年
- 病に
- 工場街
- 買もの
- 階段
- 明暗
- 憤つた鳩が
- 恐ろしい計画が
- 夜明け前
- 汽車は走つている
・一九五一年
・一九五二年
- 四月の空の下
- 椅子
- 草の命
- 斗い
- 草の生い立ち
・初期作品
- ふきの若芽
- 思い出
- 小鳥の声
- 手紙