1952年11月、東西文明社から刊行された相馬愛蔵(1870~1954)と相馬黒光(1876~1955)の回想集。題簽は会津八一。
目次
・調布黒光庵にて
- 西大久保のころ 愛蔵 黒光
- 安雄の航空食のこと 愛蔵 黒光
- 代用カレーのころ 愛蔵
- 疎開まで 愛蔵 黒光
・大悲願寺日記抄一
- 大樹の蔭 黒光
- 大島徹水師 愛蔵
- 疎開の落ちつき 黒光
- サボを履いて 黒光
- 汲取りを始む 愛蔵 黒光
- 玉子各一個ずつ 黒光
- 釈尊降誕の日 黒光
- 西大久保の家が焼けて 黒光
- 焼けた時を思い出して 千香子
- 春の大師会 黒光
- 酪農の村 愛蔵
- 沖縄で激戦中 黒光
- ヒットラー、ムッソリーニの死 黒光
- 輪島聞声の伝を読む 黒光
- ドイツの無条件降伏 黒光
- 残留組も苦労しました 千香子
- 野ビル、野生のみつば、田芹 睦子
- 疎開者に野菜を配給して貰う 黒光
- 墓と蛇に馴染玉 黒光
- 学校貯金、銀翼貯金、国民貯金 黒光
- 帝都の空襲激化す 黒光
- 中村屋焼失、徹の死 黒光
- 赤痢患者が出て 黒光
- 中村屋焼失の日 千香子
・大悲願寺日記抄二
- 秋溪会のこと 黒光
- 沖縄玉砕のころ 黒光
- 信州ゆきを諦める 黒光
- 妹の家出 黒光
- 母と子と 黒光
- 食糧難がますます深刻となり 黒光
- 七夕祭りに 黒光
- 守苑係長の興道行者 黒光
- 大悲願寺の田圃の泥 愛蔵
- 敵機は昼夜の差別なく 黒光
- 終戦近く、栄養失調に臥す 黒光
- 寺の過去帳からと八月十五日 黒光
・大悲願寺日記抄三
- 敵機の脅威はなくなっても 黒光
- 悦子と満 黒光
- 病人ばかり出て 黒光
- 燃料も少く 黒光
- 有名人の逮捕続々 黒光
- 晦日まで 黒光
- 年改まり 黒光
- 妹喜久子の容態を憂慮 黒光
- 山下奉文大将の処刑 黒光
- ようやく春めく 黒光
- 哲子の結納取り交わし 黒光
- 和子の手紙 黒光
- 疎開者の栄養失調 黒光
- 喜久子「ヨウタイキウヘン」 黒光
・大沢日記抄
- 大沢から哲子嫁ぐ 黒光
- 嫁となった哲子からの報告 黒光
- 中村屋再起の道 黒光
・泉石のほとり
- 尾津組との裁判の結果 愛蔵
- 泉石のほとり 黒光
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