1970年5月、潮出版社から刊行された森内俊雄の第2エッセイ集。装幀は熊谷博人。
目次
Ⅰ 日を創る
- 琥珀のなかの蠅
- 一枚のレコード
- 巌とせせらぎ
- 日録抄 帰ってきた空
- 不分明の視力
- 光と影の往還
- 夢の中なるちのみ児朔太郎
- 地の塵 いのちの息
- 法王の訪日
- 日を創る
- 私たちの長く寒い冬
- わが敵の思い出
- 茶色の日々
- 選択と決断
- 日用の糧
- 日の結び
- 死による死の克服
- 「鍵」
- 〈隅>との出会い
- 自立の幻想
- 私の内なる〈明星>
Ⅱ 掌の地図
- パイプ
- ベルナデッタその後
- 近くて遠い町 銀座
- 一本のパイプ 一枚のレコード
- 旅先の<窓>
- <牛>を飼う
- 中毒の話
- 掌の地図
- 狂気の女とその子供
- 『羊水花』付記
- 三十代とは?
- 冬の幽霊
- 午後の贈物
- 風呂敷包みの話
- 子供の夢
- 光のザクロ
- 動物園前の春
Ⅲ 日常の聖変化
- 遠藤周作『死海のほとり』
- 吉行淳之介『怖ろしい場所』
- 島尾敏雄『夢の中での日常』
- 島尾敏雄『記夢志』
- J・ミネカイヅカ『夜の花ざかりまたは小説』
- 佐江衆一『裸の騎士と眠り姫』
- 佐江衆一『海からの眺め』
- 出口裕弘『京子変幻』
- 宮原昭夫 『あなたの町』
- 三木卓『かれらが走りぬけた日』
- 中上健次 『蛇淫』
- 黒井千次『夢のいた場所』
- 坂上弘『優しい人々』
- 高井有一『蟲たちの棲家』
- 黒田宏治郎『鳥たちの闇のみち』
- 津島佑子 『謝肉祭』
- 森万紀子 『緋の道』
- 高橋たか子 『空の果てまで』
- 三枝和子 『月の飛ぶ村』
- 倉橋由美子『反悲劇』
- 中里恒子『うつつ川』
- 河野多恵子 『択ばれて在る日々』
- G・ピオヴェーネ 『冷たい星』
- イタロ・カルヴィーノ『マルコ・ポーロの見えない都市』
- フリーデンタール『マルティン・ルターの生涯』
- サングィネーティ『イタリア綺想曲』
- J・シャイエ 『魔曲』
Ⅳ レコード日録
- わがモナムール・モナミ
- 新「皇帝」誕生
- 時間の贈物
- 憂愁と希望
- 母の日
- 乾く光
- 驟雨通過
- 冬服の男
- 石でない石
- クリスマスの思い出
- 私の脇道
- 真面目+音痴
- 光のザクロ
- 海底の歌声
- リラ冷えの夜
- 五月の「枯葉」
- テル・アヴィヴのヘビサボテン
- 人生の椅子
- 稲妻
- 短い夏
- 夜の匂い
- 病む孔雀
- イイギリ
- 微笑と瞑想
- 含羞の少年
- メシアンの鳥
- 石の明朗ときびしさ
- 光の川
- 「いないひと」
- 熱帯夜
- 傷
- 神秘の幾何学者
- 陽の翳り
- 一房の光の葡萄
附記
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