1953年3月、エバンタイ・クラブから刊行された桑島玄二(1924~1992)の第2詩集。
目次
- 村の縁
- 山脈の裏側
- 雉子が卵を生んで
- 薬草の採取は間違えず
- 少年よ冷たい砂に
- 少女よ多いシキタリを
- 家畜は素直な歩みを
- 弟はイタチのように
- 祖父の皮膚はいたずらに乾く
- レモンは街で使われる
- 吊橋を渡る人とてもない
- 茸も喰べ盡くした
- 雪の上に
- いにしえここまでが海であった
- 暑くない休日
- 春の切削剤
- 今日の契約
- 海の炎えがら
- 塩辛い葉書
- 1~12
- 春の呼吸
- 勞働の箇所
- 初夏の行事
1953年3月、エバンタイ・クラブから刊行された桑島玄二(1924~1992)の第2詩集。
目次