1954年6月、和光社から刊行された草野心平の随筆集。
目次
Ⅰ
- 混沌の中からの新しい動向
- やがて雄大な趨勢が
- 詩精神の背景
- 詩界の今日と明日
- 評家への寸言
- 現代詩の社會的位置
- 「詩界」について
- 個性と表現
- 技術寸言
- 私の詩作について
- 作者の感懐
- 藝術上の孤獨
- 夢の系譜
- 生きてゆく擬音
- 詩と政治
- 女流詩人
- 先輩論
- 私の詩歴
- 歴程小史
Ⅱ
- 村山槐多覺え書
- 高間筆子詩畫集
- 山村暮鳥のこと
- 八木重吉のこと
- 石川善助のこと
- 宮澤賢治に關して
- 松永延造のこと
- 中原中也寸言
- 尾形龜之助のこと
- 萩原朔太郎のこと
- 逸見猶吉のこと
- 死んだ四人
- 千家元麿追悼
- 淵上毛銭追悼
- 天平の詩と生涯
- 高村さんの一面
- 馬淵美意子詩集
- 坂本遼の「たんぽぽ」
- 三野混沌詩集「阿武隈の雲」
- 黄瀛との今昔
- 梁宗岱のこと
- 陶晶孫のこと
- 香港でのタゴール
覚え書
本の目録