1961年4月、講談社から刊行された高見順(1907~1965)の評論集。題簽は直木久蓉。
目次
文學的現代紀行
- 第一章 處世法について
- 第二章 實感の敗北について
- 第三章 職業としての文學について
- 第四章 文學的文明開化思想について
- 第五章 日本主義の魅力について
- 第六章 時代物に手を出すなということについて
- 第七章 輸入藝術の完成美について
- 第八章 商品としての誠實について
- 第九章 順應と反抗について
- 第十章 分類と統一について
- 第十一章 藝術における死について
現代文學論稿
- 人間疎外の文學
- 無慙の美
- 人間の囘復
- 文學的無翼雞
- 歷史としての現實
- 第四者の出現
- 文學的思考方法ということ
- 社會科學者への提言
- ソ連の印象
- ある夜のパリ